Introduction of 『Demons's Souls』
PS3を購入した時、
ゲームらしいゲームをPS3のハイスペックでプレイしたくなり、
衝動買いに近い形でこのソフトを購入した。
中世を思わせる雰囲気に加え
重厚なダークさを取り入れた独自の世界観を構築する事にこの作品は成功し、
ゲーム性を追求したシステムと、
最近のゲームでは消滅したかに思えた高難易度はマゾゲーとも呼ばれ、
どっぷりとハマり込むユーザーを多数排出したそうだ。
クチコミのみで出荷本数を伸ばし続けているモンスターソフトなのだ。
噂はライトゲーマーである己の耳まで届き、
めでたくPS3における一番最初のゲームに選ばれた。
一番最初に断っておこう。
RPGは好きだが、アクション付きとなると一気に苦手分野になる。
何せアクションに関するセンスが無いのだ。
自慢では無いが原作が好きで購入したアクションゲーム、
『SPRIGGAN -LUNAR VERSE-』を最初の2ステージで諦めた事があった。
後に気付いたが、この作品の製作はFROM SOFTWAREであった。納得である。
とにかく本作はそういったジャンルにカテゴライズされ、
かの有名なハンティングゲームをプレイ出来る人間なら
取り敢えずは進行が可能であると言う噂だったので、
どうにかクリア自体は出来そうだと踏み、購入した。
今思うと全く次元の違うゲームでそんな比較は出来ないだろうと思う。
ヘタレゲーマー故にクリア出来る気はしなかったが、
けれどマゾゲーやってみたいじゃないか。
世界とは悲劇なのか…。
人に隠された新たな力、ソウル。
かつてそのソウルを手にし世界を統べた人々は、古い獣を目覚めさせた。
それにより世界は、多くのソウルと世界の過半を失った。
古い人たちは、古い獣を楔の神殿へと封じたのだった。
しかし時は流れ、12代オーラント王が治めるボーレタリアは、
王により封印を解かれた古い獣の影響で滅亡した。
色の無い濃霧、ソウルに飢える恐ろしいデーモン。
それらは徐々に世界へと滲み出していた。
そして最後の希望がボーレタリアへと向かった…。
ディスクをセットする。
挿し込み式はディスクに傷が付かないか、毎回ドキドキしてしまう。
まずはオープニングムービーを鑑賞する。
絶景かな絶景かな。ムービーが綺麗過ぎる。
幻想的な雰囲気と相反するダークな世界に、低音でクラシカルな音楽。
デンデデン、あ~あ~♬、あ~あ~♬
のどかな世界に訪れる黒い影。巨大な何かが空を行く。
左手で持っているように見えるのは、逆さになったゾンビらしき物体。
その後一人の兵士がデーモン達と対峙する。
あぁ、これを観ただけでビビる己がいる。
クリアは無理なのでは無いかと不安になる。
浮かび上がる幾人もの幻影。そして二枚刃の巨大な龍らしき獣。
彼らの運命やいかに。
…って、明日の我が身か。甲冑に火花が散っている様は恰好良いの一言だ。
プロファイルの作成をする。
顔の各パーツをバーを左右に動かしながら自分でキャラメイクする。
こんな形で細かく設定するのは新鮮だな。
約10分でキャラメイク終了。
結構美人に出来たかな??
正面よりは横顔が良い感じ。
えぇ、自画自賛ですとも。
しかしランダムで出て来るグラの不細工さはどうにかならんか。
初期ステータスは以下の通り。
生まれは盗賊だ。
「とても運がいい」と言う取説を読んだ時点から盗賊と決めていた。
運が良い=アイテム入手率アップと言う図式は最早定説だと思う。
アイテムに頼れば攻略の道は必ず拓けるはずッ!
単純に露出が多いのが良かっただけなのはここだけの話…。
生まれ | 盗賊 |
ソウルレベル | 9 |
武器:右手 | ダガー |
ショートボウ | |
武器:左手 | バックラー |
- | |
頭部装備 | 暗殺者の覆い |
胸部装備 | ブラックレザー |
腕部装備 | ブラックグローブ |
脚部装備 | ブラックブーツ | 体力 | 10 |
知力 | 13 |
頑強 | 10 |
筋力 | 9 |
技量 | 14 |
魔力 | 10 |
信仰 | 8 |
運 | 15 |
この私が、世界の悲劇を止めてみせよう!!