街の中を歩くと、一連の爆破事件の犯人が
ラスト・バタリオンによるものだという噂が広まりつつあった。
出所は絶対にイデアル先生だ。うーむ、これはマズいなー。
また噂が現実になってしまうじゃないか。

罠があるだろうと覚悟を決めつつ、キング・レオの待つ空の科学館へ行く。
その日は丁度見学会が開催されていたのか、大勢の小学生が来館していた。
それにも関わらず、歓迎の迎え火と言いながら
キング・レオに科学館の出入り口を燃やされてしまった。
ある意味予想通りの展開だ。
更にキング・レオは、各フロアに一定時間が経過すると
下の階から順に発火する仕掛けまでしていた。
まずは小学生を上の階へ避難させる事を優先させる。
何故か訳の分からない登場をしたただしくんとたまきちゃんにも協力をお願いする。
ヤバい。ここのただしくんのくだりが、くすり、とも来なかった！！
むしろ寒かった。うぉー、うぉれの心は汚れちまったのかぁー！！

達哉達は各フロアの展示室を廻って逃げ遅れた子供を回収する。
ここのイベントは40分の制限時間付きだ。
また制限時間かと少々面倒に感じたりしつつ先を急ぐ。

2Fの吹き抜けロビーから子供の泣き叫ぶ声が聞こえたので入ると、
そこに居たのはあのイシュキック。
展示されていた零戦の中で炎に囲まれて熱がっていた。
皆が制止する中舞耶が助けに行くと言い張った。
「ロープを探してきて！」と言われので
素直に「舞耶にまかせる」事にした。
引っ張り上げるには男の力が必要だし、イシュキック担当は舞耶だもんな。
ロープは他のメンバーに探させた。達哉、もう少し働いても良いと思うぞ。

ロープを使ってまずはイシュキックを引き上げる。無事に成功。
次は舞耶を引き上げ始めた。だが…

千切れるロープ。
炎の中へと落ちて行く舞耶。
達哉は必死に腕を伸ばした。
達哉自身のペルソナもまた同じ様に。
そのペルソナの手に舞耶の手が触れた。

その瞬間。
微かに思い出された断片的な過去。
炎舞い上がる神社。
自身を呼ぶ少女の声。
そして狂った少年と無意識下の力の発現…。

間一髪達哉は舞耶を助ける事が出来た。
ペルソナが腕を伸ばすシーンは、
達哉が意識と無意識の両方で舞耶を助けようとした、
この物語の核となる子供の頃の思い出を裏付ける象徴的なシーンだったのかな、と思った。
泣くイシュキック、いや、あかりのグラがめちゃめちゃ可愛い。

子供達を助けつつ屋上へ到着した。
既にキング・レオと一戦を交えたたまきちゃん。
持っているのはあのGUMPなのか？！！そうなのかっ？！！
だがたまきちゃんとその仲魔達でもキング・レオには歯が立たなかったらしい。
何だかそれはそれでちょっと切ない。
レベルが低いのかい、たまきちゃん…。
仲魔は誰を連れているんだい、たまきちゃん…。

それはさておき、キング・レオとご対面。
イシュキックを人質にとったキング・レオはその仮面を取り素顔を晒した。
キング・レオとして活動していた須藤竜也の素顔は、
右半分が火傷痕でただれてしまっていた。
その原因が舞耶と達哉のせいだと復讐心を燃やす須藤。
舞耶自身はどうやら思い出せないようだが、先程見た子供の頃の記憶が原因なのだろう。
須藤は結局、持っていた発信機でスマイル平坂とGOLDを爆破してしまった。
何という展開…！

舞耶は須藤に訊ねる。
「ナウイ・オリンの終焉」とは何か、ジョーカーの目的は何かを。
須藤は舞耶に答える。
それは人類を「イデアリアン」へと昇華させる道なのだと。

「天に「聖なる十字架」がなるとき、
　「冥府」は天へと昇る…
　１万５千年ぶりの転機がもうすぐ訪れる！」

新人類となり神に近付くとか何とかかんとか。かくかくしかじか。
ヤッバい。また話についていけない…。あぁぁ。
ジョーカーからの伝言を須藤から聞かされる。
「10年前の、夏の日を思い出せ」と。

積もる話も済んだ所で突然展望レストランが動いた。
これも噂が現実になったものらしい。
須藤が乗るつもりだった飛行船を乗っ取って子供達を連れて脱出する事に。
運転は舞耶。
♪カモ～ンじゃないよ。嫌な予感しかしないよ。

発進した飛行船はBGMといい、ノリといい、完全に某FFの飛空艇。
と、ちょっと気分良くなっていたら、やっぱり嫌な予感は当たった。
飛行船は燃え、下降し始めたのだ。
テンポが悪くなるBGMの演出が最高に面白かった。
そんな危機的状況の中で感じた須藤の共鳴。
須藤との戦いが、そして舞耶の自分自身との闘いが始まった。

須藤を倒した事で火の水晶髑髏を入手した。
墜落する飛行船から子供達を連れて脱出する。
結構無理くさいけどペルソナの力って便利なんだなー。
脱出して辿り着いた先は恵比寿海岸。
ホッとしていると改心したあかりがお礼を言って来た。素直な子供は可愛いよ。
あかりが描いた漫画は読みたいな。頑張れあかり！！

次はどうするかを相談し、
何かを知っていると思われるイデアル先生に会いに葛葉探偵事務所へ向かう事になった。
その時に舞耶のケータイにうららから連絡が入った。
達哉達5人が仮面党のテロリストで、
一連の事件の犯人として指名手配されていると言うのだ。
広まっていた噂がぐっちゃになって一つになった結果がこれか！
舞耶の提案で、目には目を歯には歯を、作戦を実行。
今回救出した子供達に、5人は仮面党と闘う正義のヒーローだという噂を広めてもらった。
作戦が成功すると良いな。