今回の果たし状の一件は嘘だった。
呆れて帰ろうとする達哉達を栄吉が止める。
だがリサの発した言葉をきっかけに栄吉がブチ切れてしまい戦闘へ。
この戦闘は達哉・リサの謎の力の発現イベント。
それぞれが力を使った事により倒れ込んでしまった。

3人は幼少期の記憶がフラッシュバックする中、
意識と無意識の狭間へと導かれた。
そこで前作とは全くの別人と化したフィレモンと会う。
仮面やポニーテールは一緒なのに、誰だお前!状態だった。
前作のPSP盤をプレイしていれば当然違和感は無い訳だが。
台詞から達哉達とは面識があるようなのだがこの時点では語られない。
達哉達に宿った力がペルソナであると教えられ、
更に達哉達の住む珠閒瑠市が噂が現実になる異界と化した事を告げられた。

元の世界へと帰ってきた3人。フィレモンの言う事がにわかには信じられない。
そこでリサの提案によりジョーカー様をやってみようと言う事になった。
自分の携帯から自分の携帯に電話するとジョーカーなる人物が現れ、
願いを何でも叶えてくれるらしい。
前作での『ペルソナ様』みたいなものか。
うーん、でもちょっとここのくだりは強引な感じがするな。

リサと栄吉の舎弟でジョーカー様を呼ぶ。すると本当にジョーカーが現れた。
その姿は道化師そのもの。
いや、着ている服自体は『真・女神転生if...』でのハザマみたいな感じだが。

ジョーカー

理想を叶えてくれると噂されている、仮面の怪人。
なぜ理想を叶えるのか、その正体は誰なのかなど、
一切が謎に包まれている。

だがジョーカーを前にし、
驚きの余りに理想を告げなかった栄吉の舎弟達は影人間にされてしまった。
だがリサだけは影人間にされる事は無く、
むしろジョーカーは達哉達に会えた事を喜んでいた。
特に達哉には相当の因縁があるらしく憎悪を隠す事無くぶつけて来た。
ジョーカーは悪魔を呼び攻撃して来た。
達哉達は協力して合体魔法を使いジョーカーに抵抗するもあっけなくやられてしまう。
止めを刺そうとするジョーカーだったが、
自身の事を3人が覚えていない事実を知り一旦はその場を立ち去った。

こうして達哉・リサ・栄吉はジョーカーを追う決意をする。
ここでの舎弟達と栄吉の台詞が可哀相で胸が痛い。
それにしても螺旋階段上りにくっ!!

ジョーカーは確かに言った。
達哉を「夢奪う者」と。

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ジョーカーに関する情報はハナジーが集めてくれると言うので、
達哉達はジョーカーと戦う為の準備をする事になった。
カメヤ横丁のラーメン屋が武器の密売をしている噂を聞き、
さっそく「ラーメンしらいし」へ。
そこでまさかの人物と出会った。

ただしくん

バイオレンス&ハードボイルドな男を夢見る
葛葉探偵事務所のボンクラ所員。
薬局チェーン、サトミタダシのドラ息子。

ここで注目すべきはストーリーでも何でも無い。
この世界にあの葛葉探偵事務所があると言う事だ。
初見の時は事務所へ行けばキョウジに会えると思ったもんだ。もちろんレイにも。
さっそく葛葉探偵事務所へ行く。
達哉達を出迎えてくれたのはあの彼女だった。

たまきちゃん

女子大に通いながら、
裏ではデビルサマナーとして活躍するバイト所員。
なぜかただしくんと付き合っている。

ただしくんとたまきちゃんがまだ付き合ってたーーーーー!!
てっきりエルミン卒業を機に別れるもんだとばかり…。
たまきちゃんが女子大生ならかなり男が寄ってくるだろうに。
しかも2人のスーツがもろ『真・女神転生 デビルサマナー』の衣装。
ついでにBGMもアレンジバージョン。最高だッ!あぁ、レイに会いたい。
たまきちゃんがペルソナ使いでは無くデビルサマナーとして活動しているという事は、
この世界でのたまきちゃんの位置付けは
『真・女神転生if...』の世界観に遵守しているのだろうか?
でもなぁんか、たまきちゃんの顔がキツくないか??

それはさておき、噂が現実になる話、ジョーカーの存在、
それらを葛葉探偵事務所の所長に相談する。

轟所長

かつてはマヌケな三流探偵だったが、
最近、突然「人が変わった」ように有能になった。
裏では、デビルサマナー稼業を営んでいるらしい

所長を初めてみた時から今に至るまで、『SLUM DUNK』の安西先生にしか見えない。
噂が現実になるのなら、都合の良い噂を流してしまえば良いと言う結論に至った。
さっそく『ラーメン屋さんの店主は元女スパイ』の噂を流してもらった。
これ以降、葛葉探偵事務所に依頼すれば噂を広められるようになった。

噂を操作したのでラーメンしらいしへ戻り、
「バナナチャーシュー」を注文して無事に武器を入手した。
何でもっと食べられるメニューを広めてくれなかったんだろう…。
そこへハナジーが情報を持ってやって来た。
何でもハンニャと仮面の人物が一緒だったと言う目撃があったらしい。
真相を確かめるべくセブンスに戻る。

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と、その前に各所を巡って様々な人と出会う。
カメヤ横丁のがってん寿司では栄吉の父親と前作キャラのトロと再会!!
その後蓮華台へ移動し本丸公園で噂屋トクさんに、
シルバーマン邸でリサの父親と会う。
蓮華台には前作でも登場したアラヤ神社もある。物語と深い関わりがありそうだ。

三科 寛吉(みしな かんきち)

「心・技・鯛」を信条とする栄吉の親父。
頑固一徹の板前で、栄吉に跡継ぎを強要している。
空手、柔道、カポエラの達人だという話だが…


横内 健太(よこうち けんた)

エルミン学園の卒業生。
噂に詳しい、訪問販売のトップセールスマン。
営業成績は、実はペルソナの賜物らしい。


トクさん

本丸公園を根城とする自由人。
噂に詳しく、世間を蚊帳の外から傍観して、
何やら哲学している様子。実はインテリらしい。


スティーブン・シルバーマン

質実剛健なリサの父親。
大の日本贔屓が高じて帰化したアメリカ人。
リサには大和撫子に育って欲しいと思っている。

そして遂にやって来た青い扉のある部屋へ突入。
その名もベルベットルーム
部屋の主であるイゴール・歌歌いのベラドンナ・ピアノ弾きのナナシ
そして悪魔絵師の金子一馬氏が出迎えてくれる。
ここでベルソナを召喚したり降魔したり出来る訳だ。
再度入り直した時にナナシに話し掛けると、
「己が生まれてきたのは何ゆえか?」と問われた。
「その答えを探すため」と答えると地返しの玉をくれた。
この答えって、前作であったマイの質問に対する正しい選択肢だった気がする。
ちなみに一番最初に答えたのは「考えたこともない」だった。
この回答をしたのは達哉が最初だったらしい。
「わからない」だと3百と12番め、
「知ってるが教えない」だと2百と76番め、
「その答えを探すため」だと40と3番めの回答者らしい。

セブンスの校庭へ入ると大勢の生徒達が騒いでいた。
その原因は止まっていた筈の時計台の大時計が急に動き出したからだった。
かつて一人の教師が大時計で死んだり、
大時計が動くと悪い事が起こるという噂があり皆が怯えていた。
この大時計のチャイムの音階に心が不安になる。
更にこれをきっかけに生徒の顔が崩れ始め、学園内は一気にパニック状態になった。
それにしても栄吉は見た目通りの頭の悪さで笑った。
ノープロブレムをノープログラムとか…。あいたたた

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