いよいよカラコル内部へ突入。
マヤの遺跡を模しているらしく、実に遺跡らしいダンジョンとなっていた。
マップが広い上ワープなども多く、
ついついマップを埋めてしまうからやたらと時間が掛かった。
その上アイテムボックスが分かりづらいし。
アキレウスシリーズの防具が手に入るのが嬉しい。

B4Fの中心部橋に入る。
杏奈がロンギヌス達に囲まれていた。
ロンギヌスが止めを刺そうとするのに待ったをかけるゆきのさん。
この時の栄吉の台詞がなかなか熱くて良かった。
いつの間にかゆきのさんの舎弟みたいな感じになっている栄吉だが、
この時だけは許す!!
そのままロンギヌス達と戦闘へ。

 ロンギヌス8&ロンギヌス9&ロンギヌス10

「愚か者、ここは戦場だ!!」

藤井の事を悪く言われたゆきのさんがブチ切れた訳だが、
余りの金切り声に素でビックリしてしまった。
でもその場に居たらゆきのさんの反応もそうだが、同じ様に怒り爆発するわ。
と言う事で全力でロンギヌス共を狩る。
相変わらずロンギヌスコピーやガイスティアブリッツを撃ってくる。
ただでさえ厄介な敵なのに、
その上に速さを上げるスクカジャを掛けるロンギヌス10。
もう最悪だ!!
ひとまず定石通りに一体に的を絞って攻撃。確実に仕留めていく。
ギンコと舞耶の内、
ロンギヌスコピーから逃れられた方に回復役として専念してもらった。
いやぁ、全員が感電してしまった時は終わったと思った。
今までのボス戦で一番の長期戦となり、危うく狩られる所だった。
ロンギヌス強い!!

勝利の余韻に浸る間もなく現れたもう一人のゆきの。
極悪な顔をしながらシャドウゆきのはゆきのさんの本心を語った。
カメラマンになる夢と、冴子先生に憧れた教師の夢。
長い間二つの夢の中でゆきのさんは迷い揺れていたのだ。
あぁ、だからずっと藤井はゆきのさんの心が固まるのを待っていたのか。
ゆきのさんはシャドウゆきのの言う事を否定しなかった。
認めた上で、それでも自分で立って前に進む事を杏奈に指し示した。
シャドウゆきのと自らが闘う姿を見せる事によって。
そんな姿を見て、杏奈はようやくありのままの自分を受け入れようとしたのだろう。
彼女もまたゆきのさんと共に戦う道を選んだのだった。

「あんた、ほんと…
 バカが付くくらい真っ直ぐだね…
 見てて、気持ちいいよ…」

何だこの展開!!杏奈の立ち位置が完璧過ぎる。
静かで哀しげなBGMとペルソナ召喚の効果音が相まって、もの凄く熱くなった。
目頭もついでにちょっと熱くなった。
達観してるなぁ。ゆきのさん恰好良過ぎだよ!!
杏奈も良いコ!!

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ゆきのさんに促され、ゆきのさんと杏奈を置いて達哉達は先へ急いだ。
達哉達も救わねばならない人が居るから。
とか言いつつ4人パーティーになってしまって通常戦闘が辛いツライ。
けれどゆきのさんも壮絶な戦いをしていると思ったら頑張れた。

B5Fのステラの間ではジョーカーが、淳が何故達哉を憎むのかを知った。
すり替えられた記憶。
冷静に考えればこの記憶が過ちであると直ぐに分かる。
淳本人も既に気付いてはいる様だった。
それは栄吉やギンコがそうだった様に、
淳が罪の意識から逃れる為の術だったのだろうか。
さすがにお姉ちゃんを社に閉じ込めたシーンは怖くなった。
子供って、怖い。
だが疑問は残る。
何故親友であった達哉が悪者になってしまったのか。
お姉ちゃんを「ママ」と呼ぶのは何故か。

B6Fの時の円環の間に到着した。
淳との激しい共鳴と、
その奥深くにある禍々しい力を感じながらその扉を開けた。

いよいよ淳と、いや、ジョーカーとご対面。
ジョーカーの傍にはシャドウ達哉シャドウ栄吉シャドウギンコ
それからクイーン・アクエリアスが居た。

クイーン・アクエリアス

風の髑髏の所有者で、仮面党4幹部最後の一人。
大人を中心に党員を増やし、
イデアルエナジーを集めていたらしい。

そして、このゲーム最大のビッグゲスト!
アドルフ・ヒトラー!!!!
彼もまた噂によって蘇ったのだった。
いや、本当にATLUSって凄い会社だよ!!
どうやらヒトラーは5つの水晶髑髏を制御出来る力を持っているらしい。
その力があればシバルバーを操れるのかな?
ジョーカーとヒトラーはどちらがその力を持つに相応しいかを語り、
今にも戦闘へ突入しそうな険悪な雰囲気だった。

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そして最悪な事態は現実となった。
珠閒瑠市全体が浮かび上がり、地下にあると噂されたシバルバーが浮上してしまった。
何だか今作はムービーに力を入れてくれていて、別の意味で感動してしまった。
やたらキャラをムービーで動かすんじゃなくて、
こういう現実では絶対に再現出来ない現象とか機械が動く様とかを
繊細なCGで表現してくれた方が嬉しかったりする。

ヒトラーはこの隙に水晶髑髏を奪おうとし、
ジョーカーを守ろうとしたクイーンが殺されてしまった。
この時彼女はジョーカーを淳と呼んだ。彼女の正体は…。
ヒトラー達がカラコルを去る一方で達哉達は遂にジョーカーと対峙する。。

 ジョーカー

「地獄で詫びろ!!」

淳ってば良い声だなー。
「淳!」と読んだ栄吉とギンコに思わず笑ってしまった。
シリアスで大事な所なのに。
しかも戦闘もジョーカーは通常攻撃しかして来ないし、
2人で発動出来る合体魔法を連発していたらあっさりと勝利。
えぇー、もうちょっと粘れよ!!
断末魔が「お姉ちゃん」ってのもちょっと怖い。

ジョーカーに勝利した所でゆきのさんと杏奈が合流した。
無事にシャドウゆきのを倒せたんだな。良かったよー。
だがその時ジョーカーに異変が起こった。
力が欲しければ憎め、憎めと声がする。
その声の主はニャルラトホテプ!!!!
前作でも登場したニャルラトホテプ。
まさか今作でも影の支配者的な、悪の根源みたいな感じで登場するとは!!
しかもジョーカーがニャルラトホテプの力に飲み込まれる様はもろ前作の神取。
オマージュ…なのか??

 エンジェルジョーカー

「いざ、裁きを受けよ」

おぉぉおおお?!連戦だったのか!
そりゃジョーカーが弱いのも納得だ。前座だったんだな。
この戦闘はゆきのさんも一緒に戦ってくれる。やったね!
って喜んでいたらSPが無いに等しくて泣いた。
ジョーカー戦と同様に攻撃を繰り返す。ダメージが通るのが有り難い。
聖王光臨剣の多段ヒットで死者が出つつも、
体勢を毎回きっちり立て直したおかげでさほど苦労せず勝利。
エンジェルジョーカーは膝折らないんだな。

ジョーカーの変装から解放された淳。
その素顔はキング・レオが言う通り美人さんだった。
ちょっとオネェっぽいし女神でも無いのがアレだが、やっと淳に会えた。
自身の罪を抱えたまま、それでもあの頃の淳が皆の元へ戻って来てくれた。
喜びを分かち合う達哉達。
後で確認してみたのだが、
舞耶が豪傑寺で手折り、淳に渡したネモフィラの花の花言葉を知って感動した。
ニクい演出だなー。

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