平坂区・夢崎区・青葉区・港南区には、
キング・レオによって爆破された場所に神殿が出現した。
水晶髑髏はその神殿の中にある。
平坂区は風の水晶髑髏のある、水瓶座の宝瓶宮の神殿。適応者は淳。
青葉区は火の水晶髑髏のある、獅子座の獅子宮の神殿。適応者は達哉。
夢崎区は水の水晶髑髏のある、蠍座の天蠍宮の神殿。適応者は栄吉。
港南区は地の水晶髑髏のある、牡牛座の金牛宮の神殿。適応者はギンコ。
何処から行くかはプレイヤーまかせっぽいので、
廃工場帰りに金牛宮の神殿に飛び込んだ。
神殿には出入り自由だが、一度一つの神殿に入ったら
髑髏を入手するまで他の神殿に入る事は出来ないようだ。
ノリで金牛宮の神殿に飛び込んでしまったが良かったのだろうか。
ノリで入ったものだから直前セーブもしていなかったし物凄く不安だ。
本当は全部の神殿をちょっとずつ探索して、的を決めようと思っていたのに…。

思い悩んだ所でもう金牛宮の神殿しか入れないので攻略開始。
レリーフの間にあるレリーフには、4つのエレメンツの関係が記されている。

「地は　風に削られ　水を育み
　水は　地に沿って流れ　火を制す
　火は　水によって鎮み　風を起し
　風は　火より生まれ　地を平す」

これまでの戦闘で力関係は把握済みだぜッ！！

シャドウギンコの共鳴が激しい中、順調に進んで金牛の間へ到着。
牛の鳴き声みたいな声が気味悪い。
入ると颯爽とシャドウギンコが登場。眼が怖いよー！！
シャドウギンコの口からギンコの過去が暴かれる。
ショックを受けた。
いや、ショックというか哀しくなってしまったぐらい。
恐らくそういった女子高生が当時は社会問題となっていたからなのだろうが、
グレるにしては方向性がヤバい。よく深みにハマらなかったな。
せめてもの救いはそれをギンコ本人が自覚して後悔している事。
そして、達哉への想いだけは本物だとシャドウに詰め寄るギンコ。
愛してる、なんて台詞を聞く事になろうとは。男冥利に尽きる。
達哉を取り合う2人のギンコは戦闘へ。

戦闘後、ギンコからさっきのは気にしなくていい、と言われる達哉。
重荷にはなりたくない、と言うギンコを健気だと思った反面、
「アハハ…、急に、迷惑だよね？」と言われてどう答えるかかなり迷った。
それは本当にもうかなりの時間を費やした。
それで出した答えは…。
「栄吉、好きだー！！」！！
もうあの雰囲気に耐えられなかったんですゴメンナサイ。
ネタにすれば逃げられると思いましたゴメンナサイ。
栄吉本人のリアクションが何も無かったのが残念。

そんな冗談はさておき、ようやく地の水晶髑髏を入手。
その結果、
「水流を統べるものはなく、風はその場を失うであろう」
とのメッセージを受け取った。
恐らくエレメンツの力関係の法則に則って、
天蠍宮の神殿と宝瓶宮の神殿に何か変化が生じるんだろう。

次は夢崎区にある天蠍宮の神殿に突入。
エレメンツの力関係が一体どの様な変化をもたらしたかも分からぬまま、
苦労する事無く天蠍の間へ到着した。
SPダメージが面倒だったぐらいか。
中に入ると居たのはシャドウ栄吉。シャドウまでノリが軽いとは。
だが達哉達は驚愕した。
何故か痩せて綺麗になったハナジーがシャドウ栄吉と一緒に居たのだ。
栄吉が二人居ると分かり動揺するハナジー。
おバカでマヌケな顔しか出来ない栄吉。
だがそこには何とも哀しいすれ違いがあった。

ハナジーは仮面党員になってしまっていた。
ジョーカーに痩せる理想を叶えてもらったという訳だ。
栄吉と仮面党が敵対していると分かっていても、彼女は自分を止められなかった。
泣きながらハナジーは語った。
子供の頃から好きだった栄吉を、
恥ずかしさの余りに心にも無い発言で傷付けた、と。
ずっと彼女は自分を責め続けてきたのだ。そして罪滅ぼしで太った。
だがそんな彼女の目の前に痩せて現れた栄吉。
彼女はもうどうしたら良いのか分からなくなったのだろう。
そんな彼女を抱くシャドウ栄吉に、栄吉は叫んだ。

「汚ェ手をどけな…偽物野郎…
　雅は…
　俺の女だ！！」

栄吉くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅううううううううん！！！！！！！！
チクショー、惚れてまうやろー！！と叫びながら戦闘へ。

もうこの栄吉とハナジーのイベントは最高だった。
このゲームで一番じゃないか？！と言うぐらい。
栄吉が恰好良過ぎてたまらない。
LOVEネオンとかハートとか、
前作の千里と内藤のイベント並みに恥ずかしいものだったが、
純粋に栄吉とハナジーが上手くいって良かったなー、とほんわかした。
何だかナイスカップルだなー。
栄吉の帰りを健気に待つハナジーが可愛い。
美人だし良い女だし、栄吉が羨ましいッ。

幸せな雰囲気に包まれながらもちゃんと水の水晶髑髏を回収する。
「炎の勢いはいや増し、
　大地は渇きその力を失うであろう…」
とのメッセージ付き。
次は獅子宮の神殿だな。