皆で出口を探す。
防空壕内はコンパスやマップ表示がされないので迷いがちだが、
今作ではバックアタックによる立ち位置の反転が無いから壁伝いに歩けば良いだけだし、
何故かこのダンジョンは大好きな為アイテムを回収しながらのんびり過ごす。
静かなBGMも良い。
実際の真っ暗な防空壕に入った時は不安で動けなかったけれど。
ただ、ZOMBIE：ゾンビ日本兵の特攻だけは即死してしまうので注意しなければいけない。
どんなに苦しくても、トリッシュの世話にだけはならんッ！！

防空壕内を何度か廻るとイベントが発生。疲れた身体をひとまず休める事になった。
皆が寝静まった頃、達哉と舞耶の内緒話が始まる。
舞耶がジョーカーに感じた、泣いている子供のヴィジョン。
舞耶のウサギさんのお守り、達哉のジッポのお守り。
そして達哉は浅い眠りの中で幼少期の思い出を夢見た。
ある少年と父親から貰った宝物を交換し、厚い約束を交わした日の事を。
達哉が少年からジッポを受け取り、達哉が少年に腕時計を渡したあの日の事を。
ここで出て来る眼鏡の薫君って誰だ？？

目が覚め、頭がすっきりした所で改めて情報を整理して脱出方法を探る。
舞耶からの問いに正しい答えを回答する事で脱出出来た。

やっと暗い防空壕から脱出する事が出来た達哉達。
3Fに居るゲイの男子生徒からブキミちゃんが出たと言う噂を聞いた。
葛葉探偵事務所で『衝撃、ブキミちゃん出現！』の噂を流して
カス校内にブキミちゃんが出現するようにした。
RUMOR：ブキミちゃんと戦闘をして『ブキミちゃんの名札』を入手。
不幸のフラダンスを喰らって泣いたのは言うまでも無い。
名札をゲイの男子生徒に渡しお礼にソーマ×5を貰った。
ちなみにその正体は、セブンスにも潜入したあの花子ちゃん。
その経緯は平坂区のサトミタダシで聞けたが、花子ちゃんフットワーク軽過ぎ！！
だがゲイの男子生徒の聴力には呆れる。
どうして「アケミ」が「ブキミ」になるんだよぅ。

一通り学校内を廻ってから体育館へ行きマスカレードに参加する。
屋上で舞耶に詰め寄るギンコに正直引いた。仲間内で嫉妬とかちょっと怖い。
体育館に入るとそこにはジョーカーも持っていた水晶髑髏を使い、
生徒達からエナジーを集める生徒会長の姿があった。
集会やマスカレードで使われる仮面はエナジーを集める為の媒体のようだ。
エナジーを吸われた生徒達は影人間になってしまった。
生徒会長に詰め寄るとまたもや逃げられてしまう。
一方でゆきのさんは体育館で杏奈の姿を見付けていた。

生徒会長を追い掛けて屋上へ上がる。
生徒会長とボス戦へ。

生徒会長から「仮面党」の存在と、
その幹部に人の夢見る心である「イデアルエナジー」を
献上する決まりがある事を聞き出した。
その幹部の一人がレイディ・スコルピオンだ。
イデアルってイデアル先生のイデアルで良いのかな？

噂をすれば何とやら。
背後からレイディ・スコルピオンが登場。
彼女は気配を隠す事無く自然とそこに居た。
だから誰もがその正体が杏奈であると分かった。
杏奈は水晶髑髏を手中に収めた。

そして。
彼が現れた。

その共鳴に恐怖し震える舞耶。
一瞬で炎に包まれて消え去った生徒会長。
それを楽しそうに実行した男、獅子の星座を背負う者。

キング・レオ

ジョーカーを長とする、仮面党の幹部。
なにやら、舞耶に深い恨みを抱いているらしい。
電波系のキレた男。

生徒会長は手段こそ間違えたが、
純粋にカス校を良い学校にしたかっただけな様に思えていた。
だから、あんな殺され方をされなければならない道理は無かったと強く感じた。
杉本に続いてまたもや同情してしまった。
それにしてもキング・レオは危険だ。

彼は達哉を「大凶星」、舞耶を「魔女」と呼んだ。
一体どんな関係が、どんな恨みが、彼にはあると言うのだろう。
捨て台詞を吐いて彼は立ち去った。

達哉達だけとなった屋上で、
何年もキング・レオに狙われていた事を舞耶から聞かされた。
キング・レオが放火事件の犯人である事も。
つまり彼の本名は須藤　竜也だという訳か。
彼らが成そうとしているマイヤの託宣とは一体何なのか。

そしてゆきのも決意を新たにする。
杏奈を助ける、と。