まず最初に、このゲームは『ペルソナ2 罪』の続編と言う位置付けとなっている。
従って罪に出てきたキャラクターやエピソードが盛り込まれているので、
当然ながら罪をプレイしておくべきだ。
一番の変更点は罪での主人公である達哉に代わり、舞耶がその場所に座している事。
達哉がどのように絡んでくるのか、気になる所だ。
OPを鑑賞する。
BGMは罪のOPをアレンジしたものとなっている。随分とスタイリッシュになったな。
今作においての主要キャラや、ちょっとした本編ムービーが使われている。
JOKERと書かれたタンクから何が現れるのか気になる。
ドリーカドモンだったら良いのに。
締めは背中合わせになった新旧主人公、舞耶と達哉の召喚シーン!!
恰好良いーーー!!
だが一番ゾクッと来たのはタイトル画面で、
罰の文字が炎から浮かび上がった瞬間。
この演出が最高だ!
この炎ってのがね、良い。須藤竜也の炎と関連していたらね、なお良い。
STARTを選ぶと罪のセーブデータから引き継ぎが出来る。
タイトル画面上のコマンドが何だか格ゲーみたいだなー。珍しいかも。
さっそく読み込ませて本編をスタート!!
ライダースーツに身を包み、項垂れる達哉。
彼の頭の中に走馬灯の様に蘇るたくさんの出来事。
早く忘れなさい、そう彼女が呟く。
彼はアラヤ神社の前で、全てのきっかけとなる炎の幻影を見た。
「そう…俺は思い出した…
この世にあってはならない罪を…どう償う…?」
罰のスタートが罪でのエンディングからの続きになるとは…。
憎い事をしてくれるじゃないか。
リセットした筈の罪の世界での出来事を思い出した達哉。
何だかそれが物凄く切ない。
だってこの罰の世界では誰も何も覚えていないんだから…。
達哉の顔グラの哀しい表情もまた見ていて辛い。お婆さんの台詞も胸に刺さる。
そして達哉が抱える罪とは何を指し示しているのか。
思い出してしまった事が罪なのだろうか。
しかし達哉がベラベラ喋る事に違和感が有り過ぎて困ったな。
一方その頃、某所 会議室。「言霊の儀」が執り行われていた。
誰の鎧なんだろう。最初っから怪しい雰囲気満載で先が楽しみだ。
所変わってキスメット出版でいよいよ今作の主人公舞耶と、久々のゆきのさんが登場!!
天野 舞耶(あまの まや)
キスメット出版の高校生向け情報誌、
「クーレスト」編集部に在籍する女性編集者。
今回の主人公。
何気に藤井も居る…。
罰の世界ではゆきのさんと藤井の関係はどうなっているんだろう??
ゆきのさんから手紙を受け取った舞耶。
「差出人とか、書いてないけど…」と彼女が言う。
ここで選択肢が発動!!今回は本当に発動という感じだな。
選択肢だよ!という感じで分かり易くなったので、
ボタン押し間違いの誤爆が無くなりそうだ。有り難い。
しかし舞耶が喋らないのがまた何とも…。
自身が持つ舞耶のイメージで選択肢は選ぶ。
「サンクス、ユッキー!」
差出人が不明だろうと舞耶は最初はさほど気にしないんじゃないかな。
中にカミソリとかが入っていたらやっと気にしだすイメージだ。
人それぞれの舞耶像が居るんだろうなー。
手紙を開けた。
「次ハ、オ前ダ。
JOKER」
意味深な手紙を気にしながらも、編集長に呼ばれたので会いに行く。
水野編集長(みずの へんしゅうちょう)
舞耶と対立の絶えない、「クーレスト」の編集長。
典型的な仕事一筋のキャリアウーマン。
30ウン歳にしてまだ独身。
舞耶の出した企画がボツになった事を告げられた。
「今日び、誰が青臭いガキの夢なんて読みたがる?」とキツい一言。
「でも、大事なことだと思います。」
一度は喰らい突くのが我らが舞耶姉さ!
しかし当然話が通じる訳も無く、JOKERの噂について取材する様に命令された。
何でも最近勃発している連続猟奇殺人事件の犯人がJOKERらしいのだ。
罪では願いを叶えてくれるヒーロー的存在だったのに、
罰では随分と怖い人になっちゃったな。
七姉妹学園に行く様に言われたが、ゆきのさんは今回一緒に行ってはくれないらしい。
何でだよー!!
取得予定だった午後半休まで取り下げられ、挙句の果てには恐喝。
立派なパワハラだな。これは酷い。
編集長室を出るとゆきのさんが話し掛けて来てくれた。ユッキーィィィイイ!!
黛 ゆきの(まゆずみ ゆきの)
舞耶の相棒だったカメラマン(見習い)。
本来はキスメット出版の社員ではなく、
関係者の藤井が雇うバイト助手。
藤井 俊介(ふじい しゅんすけ)クーレストの依頼で出入りするフリーカメラマン。
ゆきのが敬愛する雇い主でもある。
ゆきのをユッキー、舞耶をマッキーと呼ぶ。
舞耶に客が来ると教えてくれた。
休みが取り消しになった事を言うとゆきのさんが怒ってくれた。
「アタシが文句言ってやるよ!!」と言ってくれた。
「レッツ・ポジティブシンキング!へっちゃらよ」
やっぱ舞耶はこうでなくちゃ。ゆきのさんが優し過ぎて幸せ。
他にも社員に話し掛けると様々な話が聞ける。
椅子ごと振り向いてくれるとか芸が細かい。
巷ではワンロン占いと言う占いが大ブームらしい。
舞耶の机が汚い事に笑わせてもらった。
客人が来たので受付へ。そこでは親友が舞耶を迎えに来てくれていた。
芹沢 うらら(せりざわ うらら)
女性用下着メーカーに勤める、舞耶の親友。
占い好きの化粧美人で、
男運が悪いことを気に病んでいる。
うららたんキタァァア!!罪では少しだけの出演だったから本当に嬉しいよ!
ちょっと垂れ眼で語尾が小文字で伸びる所が可愛い。
しかも罰ではパーティメンバーと来たもんだ。最高だ。
本当はうららとお見合いパーティーに行く筈だったのに、
あの編集長のせいで仕事になってしまったので一緒にセブンスへ出掛ける事に。
この時点で舞耶は達哉と駅前で出会い済みで、
前に出会った事がある気がすると言う事で、
舞耶は達哉をデジャ・ヴュの少年と呼んでいる様だ。
駅前の出会いとはそのまま罪のエンディングムービーの事だ。
セブンスに自動で移動。ゆきのさんが冴子先生に話を付けておいてくれたらしい。
職員室に入ると冴子先生は接客中で、しかもその相手は警察だった。
見覚えのある髪型とサングラス…。達哉の兄貴が出ましたぁぁあああ!!
周防 克哉(周防 かつや)
港南警察署、刑事一課強行犯係の若手刑事。
階級は巡査部長。
達哉という弟がいるらしい。
高見 冴子(たかみ さえこ)七姉妹学園、通称セブンスの3-B担任。
男っぽくさっぱりとした性格と、
生徒の自主性を重んじる教育方針で慕われている
克哉達警察が立ち去った後に冴子先生と話す。
何だか冴子先生のキャラが変わっていないか?妙に弱々しい気がする。
続いて他の先生にも話し掛ける。するとそこにはあの人が!!
橿原 明成(かしはら あきなり)
3年生の学年主任を務める世界史教諭。
風変わりだが、優しい先生として慕われている。
罰の世界では橿原は生きていて、
イン・ラケチの話も昔は書いたようだが今では現実をちゃんと見ている様だ。
物凄くまともな人になったな。