ダンジョンは数ブロックに別れ、各ブロックで10分毎に排水がされる。
10分以内に次のブロックへ行かないと最初の地点へ戻されてしまう。
幸いGAME OVERにはならないのでのんびり流されながら進む。
また、次のブロックへ進むロックの解除はレイジルートか麻希ルートかを選ぶ必要がある。
もちろん面白そうなレイジルートを選んだ。
そして予想を裏切らないレイジの脳筋っぷりに大笑いした。
ロックの解除方法は分からないし、力任せで殴ったりしちゃうし、
キメて恰好良く登場したくせに笑いを振りまくとは。
「ビリッときたぜ…やるじゃねぇか。」じゃないよ！！何と戦っているんだよ、お前は！！
さすが、手品で悪魔と交渉をする男だぜ。

南条君の初戦闘にワクワク。
HIEROPHANT：アイゼンミョウオウ大好きだったんだよなー。
そもそもハンマが恰好良かったんだよ。
相変わらずパンキッシュなデザインで恰好良い。今作でも会えて嬉しいよ！！
ただ、声優変更に伴いペルソナ召喚時の「ゆけ…」が随分軽くなってしまった。
いや、もちろんセフィロスも良い声なんだけれども、
異聞録の渋ボイスが好きだっただけに少々残念だった。

第一中継点。麻希のござる口調に萌える。舞耶と気が合って微笑ましい。
第二中継点。
またレイジにロックの解除をお願いしようとしたら、レイジから頼まれ事をされた。

「あのよ…
　あんたにこんな事頼める義理じゃねぇが…
　南条を頼む…」

麻希と言い、レイジと言い、何とまあ不器用で優しい人間が集まったもんだ。
特にあのレイジがここまで仲間達に心を開いたんだと、
開いただけじゃ無く理解もしているんだと思うと、もう感無量だ。
ちくしょぉ、ホロッときちゃったじゃないか。

第二中継点を出るとRUMOR：ツチノコとエンカウントした。
初戦は逃走されてしまったが、二度目の遭遇で無事に倒す事に成功。
『ツチノコの死体』を入手した。

下水処理施設を抜けると研究所の地下駐車場へと繋がっていた。
ここの男性陣のうららの扱いが妹を可愛がっている兄の様にしか見えない。
先へ進み警備管理室へ入ると、警備員に捕まっている栄吉を発見！
って、お前何やってんだー！！
人体実験をしている噂を聞き、攫われた杉本を捜しに来た様だ。
そうか、ヘッドもJOKER呪いしていたんだよな。その相手はもちろん栄吉だ。
それでも杉本を想う栄吉って心が広いなぁ。良い意味で単純だな。
息巻く栄吉に警備兵が挑発する。そこを颯爽と南条君を筆頭に参上！
登場の下りはマジで痺れた。
警備員と戦闘となりこれに勝利する。

栄吉から詳細を聞く。
後はまかせて家に帰る様に諭すも一緒に行くと言い張って引き下がらない。
暫く行動を共にする事になった。
やったぁぁああ！！ついでにペルソナも発動しちゃえば良いのにー。

理学研究所を散策。うぉー、マップ埋めが超楽しいじゃないか！！
B1Fの廊下で研究員よりLV.1カードを貰い受ける。
また、独房集合部屋も入ると収容されたJOKER使い達が居た。
だが既に皆正気を失い悪魔化してしまっていた。人体実験も噂通り実施されていた。
杉本を捜す栄吉だったが、どうやらここには居ないようだった。
南条グループの病院へ収容する為、
南条君は栄吉にJOKER使い達を駐車場のトレーラーに連れて行く様に指示を出した。
JOKER使いはベルベットルームへ連れて行く以外に方法は無かったんじゃ？？
哀しい事に栄吉とはここで一旦おさらば。

探索を続ける。2Fで研究員よりLV.2カードを貰い受ける。
普通にマップを埋め続けていたら、どうしても行く事が出来ないエリアがあった。
これは悪魔から情報を得るしか無いと、
CHARIOT：タラニスよりMAGICIAN：ラスプーチンが配電盤の鍵を拾ったと聞いたので、
ラスプーチンと契約し鍵が欲しいとお願いして貰った。
この鍵でエレベーターが使える様になった。
危ない、この鍵が無かったら地図が未完になる所だった。何と言う罠だ！！
お蔭で「地図が完成した」のメッセージが表示された。
良かったー、ちゃんと教えてくれて。

3Fの研究室に到着。中に入り研究データをパオフゥが盗み出す。
その内容は「能力者からJOKERを分離する基礎研究」、
「二足歩行駆動系の制御に関する、人体からの脊髄神経移植の考察」とまぁ凄い物だった。
そしてその研究の元となった論文が存在していた。

「人工的にペルソナ能力を発現させる応用研究
　及びその理論的考察　　　　　　　神取　鷹久」

この研究所ではセベク・スキャンダルの情報や神取の研究内容を活用していたのだ。
そして研究室の奥にはJOKERと書かれたマシンがあった。
大量の試験管らしき物の中で蠢く黒い液体。
これが抽出されたJOKERだとでも言うのだろうか。

その時辺り一面が煌々と照らされた。
気付けばすっかり周りをレッドベレーに囲まれてしまっていた。
どうやら潜り込んでいたのがバレてしまったらしい。
そしてそこにはあの人物が…！

神取　鷹久（かんどり　たかひさ）

かつて世界の破滅を目論見、南条やエリー達に
倒されたペルソナ使い。
３年前に死んだはずなのだが…

顔に何か傷が…ある？？サングラスをしているから良く分からない。
それにしてもレイジとは本当に似ている。兄弟だから当たり前ではあるが。
栄吉を人質に、データを返す様に言う神取。
彼が何故生きているのか。
答えはやはり噂だった。彼は言霊だと言っていたが同じ原理だろう。
一度は確実に死んだのに、噂のせいで復活させられるとは神取も大変だな。
南条君が凄く悔しそうだったのが印象的だった。だって同じ気持ちだったから。
あの時神取は確かに、確かに心穏やかに逝った筈なのに。

苦渋の決断でデータを返したパオフゥ。
だが神取はそれを確認すると栄吉に銃口を向けた。
絶体絶命だと身構えたその瞬間、扉を開けて達哉が飛び出して来た。
それをきっかけに無事に逃げ出す栄吉＆舞耶達。
神取は達哉を「特異点」の少年と呼び、達哉もまた神取に何かを感じ取っていた。
ペルソナを出し合う2人。神取、まだペルソナを使えるのか！
達哉の言う「ヤツ」の正体…。恐らく…。

駐車場まで逃げて来た舞耶達。だがそこへ悪魔化した杉本が現れた。
栄吉の叫びも虚しく戦闘へ突入。

勝った余韻に浸っていたのに、
杉本の死を悲しむ栄吉に「アイツらと同じ人殺しだ！！」と言われ心底傷付いた。
多分そうするしか無かったんだよー、と思っていたら何てことは無い。
南条君の機転で杉本は生かされていた。

「大のために…小は切り捨てん…
　昔、学んだからな…」
「俺は欲張りなんですよ…
　この手にすくえるものは、全て抱く…」

ぼっちゃまぁぁあああ！！！涙で前が見えませぬぞぉぉぉおお！！！
立派な日本男児に育ちやがって！！！
南条君になら抱かれても良いぞ、ちくしょー！！！
素直に謝る栄吉も良い子だよ。

杉本ら被験者を乗せたトレーラーを動かして研究所から脱出する。
誰が運転したのか気になるなー。舞耶で無い事だけは確かだな！

やっとホテル・プレアデスに戻ると、松岡以外の部下が殺害されていた。
部下の死は南条君への忠告なのだろう。
事の揉み消しを命令せよ、とその場に居た松岡が南条君に言う。
めちゃめちゃ松岡が怪しいと瞬間的に思ったがいまいち分からないな。
松岡は辛辣な言葉で南条君の身勝手のせいであると遠まわしに言った。マジで松岡怖い。
しゅんとする南条君であった。しょぼーん