1周目


プレイ期間:2012年3月4日~2012年5月2日
総プレイ時間:約178時間01分(最終データ:99時間59分59秒)
★3つ超えです!


ゲームをクリアした情報をファイルにセーブ。
達哉と南条君のアイコンが付いた。ミニアイコン可愛いな。

1周目クリアデータ

戦闘やコンタクトもそうだったが、
とにかくキャラが愛し過ぎてクリアまでに物凄く時間を掛けてしまった。
2周目はエリーを選んで、選択肢も未選択のものを選びたいと思う。
ペルソナも2周目で全リスト補完しよう。
個人的にはこれぐらいの難易度が一番楽しめるかも。

なんてぇ作品だ。
ってのが正直な感想。罪から続く壮大な物語が終わったのだ。そりゃもう感慨深い。
もう話がデカ過ぎて何も言えない。
罪・罰共に救いがある様で実はそんなに無い、物凄く切ないエンディングとなった。
クリアしても尚これ程胸が苦しく考えさせられるのも珍しい。
ラスボスはあんなに悪意に満ちていて、最近では滅多に無い悪役らしい悪役だったのに。
ちっともすっきりしない。
でも何だろう、こちらの選択肢の方が正規っぽいな。より一層切なさが増す。

正直ラスボス戦終了後からはモノローグ&断片的なエピローグで、
世界が救われた様はあまり描かれていないからあっさり気味に感じてしまったが、
最後の達哉と舞耶のニアミスのシーンが物凄く良かったからそれだけでもう満足だ。
こちら側の達哉は可愛い。

罪から罰への、
そして罰から罰への、
自分の選んできた選択は本当に正しかったのか。
プレイし終わって本当に疑問に思う。
だが最後の彼女の笑顔で少しは救われ気分だ。
岩戸で全ての記憶を取り戻した彼女も
本来は罰の世界に居ない方が良いのかとも思ったが、
彼女は紛れもなく罰の世界の人間だ。
死んだ筈の彼女が罪の世界へ戻ったらまた問題が生じそうだし。
最後、蝶の舞う姿が罪のOPとシンクロしている気がして…好きだ。

罰の世界はこれからも何だかんだで穏やかな日常を紡ぎ続ける。
また同じ危機が訪れたとしても、
人々の希望がある限りまた退けられるだろうと信じている。
たった一人の少年がそれを教えてくれた。
彼が戻った世界は絶望しか無い、既に滅亡した世界だ。
それでも彼の強い心が有れば、向こう側の仲間が居れば、
新たな世界をまた作っていけるだろう。

ただなぁ、罪メンバーが何だか可哀相に思えてしまった。
彼らの思い出さない記憶がこの世界を繋ぎ止める希望だったけど、
思い出した方が彼ら本人にとっては良かったのかもしれない。
いや、思い出しちゃ駄目なんだが、
いつまでも訳の分からない哀しみを抱え続けるのは辛いだろうな。

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罪の世界の平行にある罰の世界。
罪においても舞耶との出会いが過去の出来事を思い出すきっかけとなった。
そして罰でも同じ事を繰り返す。
這い寄る混沌の手によって。

当初は平行世界とは言えど、一度は罪の世界で遊んだ場所を再び攻略するのか、と
げんなりしかけたものだがものの見事に裏切られた。勿論良い意味で。
今作は何はともあれ雰囲気が素晴らしい。
何せ罪の世界は高校生と言う若人が主役だったが、
今作では社会的にも立派に地位のある大人が主役なのだ。
アダルトさを単なる説教臭い物にはせず、
大人であるが故に苦悩し、また必死で生きる人々の純粋な物語として
見事に表現していると思う。
発売時はまだまだ親の保護の下にあったが、
クリアに至ったのは世間様から見て大人になってから。
だから色々と共感出来る箇所は多いし深く意味を捉える事も出来た。
発売時にクリアしていたら全く違う感想を持っただろうな、と思う。
どう感じたのだろうか。
だが正直、これは大人にこそプレイしてもらいたい。
このゲームは大人臭さが素晴らしい。
大好きだぁぁぁぁぁぁああああ!!!

相変わらずテキスト量は半端無い。
一瞬のタイミングでしか聞けないメッセージも大量にあるので、
常に街中をさまよい歩く事になる。
まぁ大変だけど色々な話を聞けるのは良いし、
そういう時に限って良い台詞とかがあるから侮れない。油断も隙も無いぜぃ。
テキスト量は本当にゲーム業界随一なんじゃないかと思っている。
罪を開発している時からこの罰世界までが一本のシナリオだったと考えると
本当に脱帽せざるを得ない。
それに伴って複雑さも感じられるが、理解出来た時のやられた!感も良い。
そしてこんなに重く哀しく、それでいて優しくて泣けるシナリオも早々無い。
名言ばかりの本作だが、一番グサッと来たのはやはりニャルラトホテプの台詞だった。

「矛盾だ。
 やはり人は、矛盾を抱えたまま生き続ける、
 不完全な生命なのだ。」

罰のキャラは本当に誰もが良すぎる。
年齢層が高いし、抱えている過去が重いから、皆言う事が名言過ぎて毎度感動させられる。
罪からの達哉の苦しみも、罪をプレイしているだけあって感情移入も凄いし。
その反面、克哉のド天然っぷりや、パオフゥと他の面々との漫才ちっくなやり取り等が、
物語を暗くするだけじゃないってのが良い。
素晴らしい絶妙バランスのキャラ達が揃っているって事だ。
萌えやオサレだけじゃ無いんだよ!って言いたい。
南条君やエリーを使えるのが何より嬉しかった。ブラウン達とも一緒に戦いたかったな。

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今作はムービーに力を入れていたみたい。どれもなかなか良い演出っぷりだった。
兵士達の出血する演出も、今のご時勢じゃ有り難さすら感じるよ。

罪とはペルソナ、悪魔共にデザインが若干変更されている。
とは言え似たり寄ったりなので、
罪から連続でプレイすると少々飽きてしまうかもな。
ペルソナ召喚の台詞や解説等は使い回しで残念。
160体以上もあるからそれは仕方が無いか。

合体魔法が断然使いやすくなっていた。
設定を押せば勝手に魔法や行動順を変更してくれるので戦闘が楽になった。
出来れば『女神異聞録ペルソナ』の様にオート設定があったら尚良かった。
他にもアイテム拾得時にアイテムの種別が記される様になっていた。
マジで有り難かった。
罪では入手した物が何か分からなくて探す事が多々あったからな。

今作では微妙に噂システムが中途半端になってしまった感じがする。
早い段階で噂屋から噂が聞けなくなってしまうし。罪の後半みたいな気分だ。
噂屋もっと働け!と言った感じか。
ショップ等に入るとキャラが店主の前に自動配置されるのが何気に親切設計で嬉しかった。

結構雑魚戦で全滅した。戦闘が厳しくなった様に感じた。やりがいがあるのぅ。
罰ぐらいの難易度が難しくも簡単でも無くて丁度良いと思っている。
ボス戦は相手の攻撃が何か分かれば苦戦しないから、
もう少し強くしてくれても平気だったかな?
とにかくオールドメイドかっけー!!

掛け合いの種類が多くて楽しい。FOOLカードさえ求めなければ会話をいっぱい楽しめる。
コンタクトのパオフゥ・うらら・克哉で出来る、酒と涙と男と女が面白い。

懸賞は応募した時点で当選落選&当選品の選定が行われている模様。

さぁ、エリールートをやるぞぉおっ!!

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