B5F糾弾の間に到着。
意味は「罪状や責任を問いただしてとがめること」。いちいち嫌な部屋名だな。
うららが休憩したいと言い出した。ちょっと、その展開はマズい…！！
思考が現実となり回復の泉とベルベットルームが出現。
克哉がベルベットルームに、うららとパオフゥが回復の泉に入って行った。
さすが大人は割りきりが上手いな。罠はどうやら発現しなかった様だ。
部屋には達哉と舞耶が二人きりに。
無言で居続ける二人。舞耶を巻き込んだ自責の念があるのか、辛そうな顔をする達哉。
舞耶に見つめられ、顔を背けるその痛々しさったら無い。
先に声を掛けたのは舞耶だった。
「………」
「い、今まで守っててくれて、ありがとう…！」
ここの選択肢はまたもや迷った。切な過ぎる。舞耶も辛いんだよな…。
どうしたら二人が笑ってくれるのかを考えて選んでみた。
再会出来たのを嬉しく思いつつ、それでも笑えないのは再会してはいけなかったから。
だから敢えて再会には触れず素直に感謝の言葉を告げた。
舞耶姉からの「ありがとう」はきっと達哉を少しばかりは救う筈。
達也も必死だけど、舞耶も必死なんだと思った。

「これが…罪の重さか…」

次の瞬間、メタルになった栄吉・ギンコ・淳が各部屋から出現した。
な、何故だー！！
それはメタル・リサの台詞を聞いた瞬間に分かった。
達哉は生きている舞耶を見れて、また一緒に居られて、
実は嬉しく思ってたのかもしれない。
その一方で舞耶を巻き込んだ自責の念と、
自分だけが記憶を持ったままである事に対する
栄吉達への後ろめたさを感じていたんだろう。
記憶を持ったままであるという事が指し示すのは、
この罰の世界の崩壊、そしてその先にある舞耶の死を再び認めてしまう事だから。
忘れなければいけなかったのに…！
そんな達哉の罪の意識が最悪な結果を招いてしまった。
メタルズは口々に達哉を責める。
何故達哉だけが舞耶の傍に居るのか、一緒に舞耶を守る約束を忘れたのか…。
この言葉は達哉が自分に向かって考えた事そのままなんだろう。
何も言い返せない達哉はそのままメタルズに連れていかれてしまった。
なるほど、だから糾弾の間か…とか言っている場合では無い。
おいおいおいおいおい！！戦力が半減じゃないか！！コレはマズい。
戻って来た大人達と一緒に達哉を捜す。
パオフゥが達哉を気に入っていたのは何となく分かっていたぞ。

B6Fの呵責の部屋へ到着。
意味は「厳しくとがめてしかること」。
中に入るとそこは何故かアラヤ神社。
中央には祭壇らしきものがありそこに達哉は寝かされている。
メタルズは罪のエンディングでの台詞を口にする。
これは何と言う精神攻撃。怖過ぎる。正に呵責。それにしても達哉の横顔って綺麗だな。
達哉を殺そうとするメタル・淳。その刃を手に受け止め今はダメだ、と言う達哉。
そこへ舞耶達が飛び込んで来た。罪のボス戦のBGMが流れるとは、これは熱い展開！！
メタルズと戦闘へ。

達哉の傷の手当をする克哉。ここでは克哉の弟に対する深い愛情を感じた。
親や兄弟って、切ろうとしてもなかなか切れない絆が確かに存在していて、
だからこそ安心して傍若無人に振舞えたりするもんだ。
弟に傷の手当てをしてあげたぐらいで、礼や詫びなんて兄は求めていないのだよ。
だが達哉に礼を言われて密かに涙ぐむ兄に萌え。
ちくしょー、何だこの克哉に対する想いは！！

B7Fの転送の間に到着。ここではシバルバー同様に街へ戻る為の転送装置が置いてある。
この装置がプチ・デヴァ。確かにプチサイズのデヴァ･システムっぽい。
転送先はアラヤ神社だった。
久々の街を堪能する。と言ってもこれといって変化は無かった。
唯一防空壕第六区画が開放されていたので潜る。
RUMOR：くだんに遭遇した。相変わらず尻尾が可愛いなぁ。
ペルソナランクがリセットされてしまう予言に怯えつつ、物理攻撃中心で特攻して勝利。
『くだんの首』を入手したのでそれを屋上に移動した生徒会長へ渡して、
お礼にペルソナギア3点セットを貰った。

再びトリフネに戻る。マップを埋めるべく歩き回って無事に地図が完成した。
その足でB8Fのトリフネ制御室へ突入！
中に入ると天誅軍の兵士の死体が散乱していた。
そこへ地を這うような声がし、異形の者となった菅原陸将が現れた。
そして珠閒瑠市にもまた変化が訪れる。
トリフネが光を放ったかと思ったら城らしきものが出現し、更にはトリフネが宙に浮いた。
世界の破滅が近付いている証拠だった。
トリフネの紋様が美しい。

事態に絶望感を隠せないメンバーだったが、
まだ負けちゃいない、と言う達哉の言葉を信じ菅原陸将と戦闘へ。

菅原だったものを奈落の底に落としてトリフネを一旦出る。
不死身だったのかぁ。じゃぁやっぱり変態的な気持ちいいだったのかな？？
次に目指すは竜蔵が居ると思われる城だ。

街に戻るとBGMが変化していた。物語も終盤か…。
トリフネの浮上によって鳴海区は消滅していた。正確には地上に残されちゃったっぽい。
パオフゥのアジト…無くなっちゃったな。
各地を巡る。
時間城で克哉から達哉と似ているか、と問われた。
「似ている」と答えたら何やら吹っ切れたらしい。
弟を尊敬する兄…そんな兄もまた尊敬に値する人間だと思うよ。
赤提灯しらいしでマツシタヒロミ・イケダジュンコの人捜しを完遂。

パラベラムで鳴海区に居たバーテンを発見した。という事は…。
平坂区のサトミタダシでサラームを発見！生きていたのかー！！
完成したトリフネの地図を渡し、
お礼にサラーム特選・カードセット　TAROT SPECIALを受け取った。
さっそく確認するとFOOLカードが2枚もあった。ありがとう、サラーム！！

キスメット出版の編集室へ入ると、そこには水野編集長と橿原が居た。
橿原の話を聞く。かつて澄丸　清忠は言霊によってトリフネを創造しようとした。
そして邪術で天下統一を目指した清忠は、分家だった周防の謀反により誅殺、
即身仏にされたらしい。
その謀反の時に、トリフネが浮上したりと
今と全く同じ状況となったという伝説があったのだ。
「伝説は真実を語っていたんですよ！」と興奮する橿原に、
「謀反の首謀者の名前は、なんていうんですか？」と問う。
答えは周防　辰之進。この名前どこかで…。
葛葉探偵事務所で『澄丸　清忠を討ったのは…』の噂を広めた。

アラヤ神社へ行くとセツ婆さんから昔話を聞かされる。
命を賭して清忠を討とうとした辰之進。恋人だった姫は辰之進の後を追った。
清忠と辰之進の戦いの最中、姫は辰之進を庇って槍に突かれて死んでしまった。
何とか清忠を成敗した辰之進だったが、姫の亡骸と共に、燃え崩れる城内に残った。
「親友の家来に、姫様の供養を託しなさってな…」と呟くおばあさんに
「あの…そのお姫様の名前は…」と問う。
答えは天野　舞姫。あからさま過ぎて反対にワクワクしちゃうぞ。
葛葉探偵事務所で『もう一人の英雄』の噂を広めた。
一体どんな変化がもたらされるのだろう。

Wスラッシュとマスターからとある生存情報を入手した。
葛葉探偵事務所で
『クレール・ド・リュンヌは無事だった！？』
『パパラチャは無事だった！？』
の噂を広めてもらう。これにより各所の商店街に出店してくれた。
鳴海区に居た人々は避難して来ていたり、噂を流す事によって存命を確認。
ここでまさか噂を流す事になるとは。なかなか素晴らしい演出だと思う。
皆生きていて良かったよ。

達哉がだんだん、自分は一人じゃないと分かり始めてくれて、何だか嬉しい。