やったか！と思えばやってないのがセオリーって事で。
御前を倒したにも関わらず城から上がる一つの光の柱。
禍々しく広がったそれは地龍もトリフネをも取り込み、やがて巨大な空間を生み出した。
真・女神転生Ⅲの原点を垣間見た気がした。

訳が分からずにいると、達哉の顔をしたニャルラトホテプが登場した。
実に悪人面をしているじゃないか。
彼はここが自身の世界だと言った。
それだけじゃない、次々とメンバーの姿を借りるニャルタトホテプ。顔がどれも怖い。
特にパオフゥはもう失禁ものだぞ。

ニャルラトホテプは人生における「三毒」について語り出した。
その三毒は「怒り」「無知」「執着」。それらが彼の力の源らしい。
必ず誰もが持ちうる感情だ。
それが力となるなら彼には勝てないんじゃないか。そう思わせられた。
人間の本性の一部、人間の影に抗う事がどうして出来ようか。

その上、ニャルラトホテプによって囚われた栄吉・ギンコ・淳が現れた。
意識を失っている様だ。もし彼らが罪の世界を思い出してしまっては元も子も無い。
ニャルラトホテプはゲームを持ちかけて来た。
この世界を回り、影を抑える力を見せたら栄吉達を返してくれるらしい。
栄吉達を取り戻す為には参加するしか無い。

「絶望に狂う顔を見せてくれ。」

まさかセフィロス以外からこの様な台詞を聞く事になろうとは。
セフィロスは実はニャルラトホテプなんじゃないの？？
彼にとって人間はただの玩具にしか過ぎない。純粋に楽しかろうと遊んでいるだけ。
それをまざまざと見せ付けられた。
怖くてたまらない。
だがこの残酷なゲームをクリアしなければ。皆を救わなければ。
ラスダンとなるモナドマンダラに足を踏み入れた。
モナドマンダラのマンダラってあの曼荼羅か？？
地龍が出現した時も曼荼羅っぽい紋章が浮かんでいたもんな。

モナドマンドラは宇宙空間を彷徨っている感覚に陥るダンジョンだ。
何だか全てがふよふよしている。
BGMはデヴァ・ユガっぽくて燃える。

理性の間で克哉の回想イベントを見る。
高校時代の克哉はパティシエになる夢を諦めて刑事になる道を選んだ。
兄弟だから当たり前だがビジュアルが達哉とそっくりで笑っちゃった。
橿原が克哉の担任だった事実に驚いた。
何故ニャルラトホテプはそんなものを見せるのか。
シャドウ克哉に姿を変え現れた彼は心理的に揺さぶりを掛けて来た。
夢を諦めなくてはいけなかったのは父や弟のせいだと、疎ましく思っているのだと。
更には克哉が胸に秘めていた舞耶への想いまで暴露するシャドウ克哉。
って、やっぱりかー！！
まぁ分かってはいたが。
舞耶も驚いていたが達哉もその事実に驚いていた。
って事は達哉も舞耶の事好きなのかなぁ。
前にも書いたが、舞耶への達哉の想いは恋愛とは違うと思っていたんだがな。
ゆっくりと達哉へ銃口を向ける克哉。達哉はそれを受け入れようとしている様だった。
「どうにかして！」と叫ぶうらら。
「信じるわ…克哉さん…」
次の瞬間銃口をシャドウ克哉へ向ける克哉。かっこええ！！
何があろうと克哉は兄で達哉は弟なのだ。
あんなに頑なだった達哉が克哉の言葉に頷いていた。それだけで嬉しい。
シャドウ克哉はそのまま姿を消してしまった。

克哉はシャドウ克哉が言っていた事は、半分当たりで半分外れだ、と言った。
長男を演じるのに疲れているのは事実で家族への愛情が偽りなのが誤りだ、
という意味なのか、
それとも舞耶に惚れている事が半分当たりの該当部分なのか。
うーむ。解釈はどうしたら良いのやら。
とにかく克哉が舞耶に惚れているのは紛れもない事実っぽい。
色々な物に縛られている克哉が
一見自由で天真爛漫に見える舞耶に惚れるのは凄く分かる気がする。
ただ兄弟で舞耶を譲り合うのは如何なものか。そして舞耶の答えは如何に！！
答え、出してくれると良いなぁ。

レストエリアの柱を開放しながら進む。
レストエリアは文字通り、
ベルベットルーム・トリッシュの泉・アラヤ神社へと繋がるエリアだ。
アラヤ神社へと行き下界を暫く探索する事にした。

エリアマップが紅く禍々しい。
何となく竜也の病室で見たニャルラトホテプの眼を思い出した。
街の人々の台詞が一新されていた。南条君達も一生懸命戦ってくれている様だった。
トロにがんばってね、と言われた。
口笛店主に頑張んな、と言われた。
藤井に星を掴めよ、と言われた。
一緒に戦ってくれる訳では無いけれど、何だか無性に嬉しい一言だった。
特に藤井の一言は罪の世界を知っているとグッと来るものがある。

うららは太郎を飼う事にしたらしい。大賛成だよ。
「ニャルってやなヤツだね。」とそう言えるうららの素直さが本当に好きだ。
可愛いと言うか、愛しい存在だ。
ギガ・マッチョでフィーアトが販売されていたので買い占めた。
これで全てのCDをコンプ！！

キスメット出版社へ寄る。
悩める水野編集長。
「昔はこうじゃなかったわ…私にも夢があった…」と呟く彼女。
「夢、取り戻しましょう…編集長！！」
てっきりこんな時でも憎まれ口を叩くと思っていたから、
彼女から素直な言葉で返されると戸惑う。
編集長は舞耶に対して嫉妬していたのかな。若さと才能に。
しかし水野編集長まで克哉推しとは。すっかり舞耶と克哉は公認だな。

それにしても。
時間城の伯爵の正体がまさかニャルラトホテプだったとは。
毎回台詞が思わせぶりで怪しい奴だったがまんまとやられた。ちくしょー！！
お遊びの度が過ぎる。

防空壕第七区画が開放されていた。
徘徊悪魔のSUN：ヴィローシャナに遭遇したのでこれを倒し、「千の蓮弁」を入手した。
また、MAGICIAN：マナナンから
第八区画に通じる通路の岩はギリメカラに退かしてもらえる、との情報を聞いた。
さっそくCHARIOT：ギリメカラと契約をして邪魔な岩を壊してもらった。