パオフゥに会う為に青葉通りにあるWスラッシュへ行く。
ペルソナの共鳴を3人は感じた。すると髪の長い長身の男が声を掛けて来た。

パオフゥ

盗聴バスターを営むかたわら、噂ホームページを
開設し、何やら街の影で情報を集める男。
台湾人だということだが…

パオフゥもペルソナ使いだったのか…。
パオフゥに連れられてバーのパラベラムへ行く。
紫煙を吐き酒を喰らう。この大人な感じが罰の世界観だ。渋いぜ、恰好良いぜ！！
パオフゥ曰く、JOKERの噂はTVで取り上げられた事で広まったとの事。
更に驚くべき事に、現職の外相である須藤竜蔵が関わっているらしいのだ。
息子が息子なら親も親なのか…。
って、これじゃ島津管理官みたいじゃないか！！危ない危ない！！
パオフゥが連れて行けと言うので喜んで仲間にした。
パオフゥの醸し出す雰囲気がたまらなく好きだ。ちょっと刹那的な所がまた良い。
裏がたんまり有りそうではあるが。

パオフゥはおもむろに所長に連絡し、本当に噂が現実になるかを試した。
その結果、噂が現実となりパラベラムで武器の売買が出来るようになった。
噂が広まるの早いな！！
これを受け、エンブレムの噂も現実になったと考えた舞耶だったが、
彼女はそのエンブレムを燃やしてしまう。
JOKERに近付く為、そして何よりデジャ・ヴュの少年と再び出会う為に。
ムービーがカットインするのだが、ここの舞耶の笑顔が何とも言えない。
上目遣いで見上げたと思えば困った様に笑って、エンブレムを燃やす。
この一連の動作が舞耶だなぁ、と思った。
罰の世界の舞耶は火を扱えるんだな。

パオフゥの情報を元に須藤の息子に会いに行く事になった。
彼は蝸牛山の病院に入院しているらしい。
蝸牛山は悲しい出来事を思い出させるから余り行きたくない。
今回はゆきのさんとは別行動だし、藤井が生きているんだから大丈夫なんだけれど。
その前にベルベットルームに寄ってイゴール達と再会する。
業魔殿のBGMが流れる！！これは激アツ！！でもいつもの曲も聴きたい！！
舞耶とうららは一緒にペルソナ様を、
克哉は子供の頃に達哉とペルソナ様をしていたらしい。
って事はパオフゥも当然やったんだろうな。
ペルソナ様は必須条件って事なのかな？？
しかしパオフゥのペルソナに対する苦々しい感情は何なのだろう。
ペルソナを初めて発動した時の状況が知りたい。

パオフゥが仲間になったので引き連れて各所を巡る。
新たな噂をトロから仕入れたので、
所長に『時間城が不思議な物を販売』の噂を広めてもらった。
これで時間城がマジックカードの販売を開始した。価格が高いのが辛いがこれは助かる。
克哉の猫好きが判明。「かわいいなぁ～」とか言っちゃう克哉が可愛い。

蝸牛山へ向かう。県道が塞がれていたので裏道を行く事になった。
相変わらず蝸牛山のダンジョンは広かった。
だが戦闘のバランスがだいぶ良くなった気がしたせいか、余り苦ではなかった。
ZOMBIE：ゾンビ日本兵の特攻だけは恐怖だったが。

途中、豪傑流古武術の開祖である芙蓉僧正を祀った古い祠があった。
賽銭箱があったので一杯になるまでお金を奉納する。
この金欠時に一万円も持っていかれた。キツイがこの見返りを期待しよう！
ここの看板の説明書きにあった名前が淳と達哉を連想させる。
きっとストーリーに関係してくるんだろうな。

蝸牛山を抜けて森本病院裏口へ辿り着いた。
しかし入るや否やまたもや死体が散乱していた。
ちゃんと中華服を着ていると分かるんだから凄い。
怖がるうららに反し他の2人は冷静に現場を分析する。怖い怖い。
パオフゥによると台湾のマフィア、天道連（ティエンタオリェン）との事。
克哉がパオフゥもマフィアなのかと疑った為に2人の雰囲気が悪くなった。
パオフゥが「もう一度言ってみな…顔に穴開くぜ…？」とか言い出したもんだから、
「や、止めてよ克哉さん。」
と、仲間を疑って怒らせた張本人を咎めてみた。困った奴らだな。
この選択肢は何かに影響するのだろうか。

冷静になって話を進める。このマフィアは須藤竜蔵と繋がりがあるらしいのだが、
何故息子が入院している病院を襲ったのかが分からない。
とにかく何か情報を求め病院内をうろつく。
実生活でもゲーム上でも、病院と言うのはやはり余り好きになれないな。
MOON：エリーニュスが美声過ぎる。

病院入って直ぐにベルベットルームとトリッシュの泉があったので態勢を整える。
トリッシュを見て興奮するうらら。反応がイチイチ可愛い。

トリッシュ

金にうるさい守銭奴妖精。
実は妖精界を追放された身らしい。
善行を行わなければ、帰れないということだが…

2Fの206号室に隠れていた職員から、
303号室に居た須藤竜蔵の息子、須藤竜也が悪魔を呼び寄せたと言う話を聞く。

303号室に着いたので入ってみる。一瞬ドキッとさせられた。
壁一面に書かれた何らかの文字や目ん玉・蝶の絵、連続殺人の被害者の写真。
明らかに常軌を逸していた。
そうか、森本病院は精神病院だったのか。
そういや格子扉や監視カメラが設置されていたな。
しかし舞耶を一番震えさせたのは、壁に書かれたある文章だった。

「空に瞬く昴の星に　止まった刻は動き出す
　享楽の舞　影達の宴　異国の詠
　贖罪の迎え火は天を照らし…

　獅子の咆哮はあまねく響く
　冥府に輝くは五なる髑髏
　天上に輝くは聖なる十字架

　天に昇りて星が動きを止める時
　マイヤの乙女の鼓動も止まる
　後に残るは地上の楽園　そして刻は繰り返す」

うわぁぁぁぁああ、「マイヤの託宣」が！！
舞耶は胸を押さえ座り込んでしまった。
デジャ・ヴュを見出してから胸に変なアザが出来、時々痛くなるらしい。
託宣が罪の世界と繋がっているからそれに反応したんだろうが、
そのアザが意味するものとは？
イデアル先生に聖槍で刺された痕なのだろうと分かりはするが。
我ながら理解力の無い頭が残念過ぎる。
目ん玉の絵がニャルラトホテプの瞳だと判明した所で部屋を出た。
あんな小さな小部屋でも、
ニャルラトホテプとフィレモンは表裏一体で存在しているのだろう。

更に先へ進むと竜也の共鳴を感じたので、4Fの院長室へ行く。
正体を隠す事も無く竜也は素顔を晒してそこに居た。
挙句には克哉が今回の連続殺人や10年前の連続殺人について問えば、
あっさり自身が犯人であると認めた。
罰の世界でも彼の頭の中は電波一色だった。どうして竜也はそこまで壊れてしまったのか。
答えは本人の口から聞かされる。
親父のせいだ、と。
どう須藤竜蔵が関わってくるかは分からないが影響力が大きいのは想像に難くない。
そう思うとちょっと可哀相かなぁ。でも責任が無いとも思わないが。

外には天道連の連中がまだ押し掛けて来ていた。
頬に傷のある男の姿にパオフゥが気付くと、慌てて部屋を飛び出して行ってしまった。
このタイミングで離脱とか有り得ないゾ！！ちくしょー！！

克哉が竜也に目的を聞いた。
竜也は罪の世界が正しくて今の罰の世界が間違っていると考え、
それを正したいと思っている様だった。
うーん、謎だらけだ。
そもそも竜也はどうして罪の世界を知っているんだ？？
そうこう言っている内に突然ぶちキレた竜也に悪魔を仕掛けられた。

病院の外へ出てパオフゥと合流する。だが彼は何も語らなかった。