疑惑 死のカレルレン研究所
ダストシュートからソイレントシステム内部へ潜入した一行。
途中にあった缶詰で腹ごしらえをする。先生は食べなかったが。
このソイレントシステムでは先程の缶詰や薬品類が製造されているようだ。
異物混入チェッカーをOFFにして先へ進む。
恐怖の時間が迫って来た。
当時プレイした時に此処は衝撃的だった。そのお蔭かマップも覚えている程だ。
『DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー2』をプレイして
収容所エピソードを見た瞬間、即座に思い出したぐらい脳裏に焼き付いていた。
正直に言えば、アバチュ2をプレイしたから今ゼノをやっている。
工場を進むとそこにあったのは、ラムズが機械によって肉塊にされる工程だった。
缶詰を食べた2人は吐いてしまった。
先生は缶詰の正体が何かを知っていた。だから食べなかったんだな。
先生曰く、ソイレントシステムはソラリスの生体実験場とその処理施設であり、
刻印<リミッター>維持の為の食料、薬品の生産施設でもあるとの事。
あの死霊<ウェルス>もここで創られたのだと言う。
最悪な事にかつての総括官はあのエーリッヒであった。
てかだから!何で!知っているなら言わない!!!
でも先生がこのシステムを心底憎んでいる事は良く分かった。
ソイレントシステムを抜け更に奥を目指す。カレルレンの研究所のようだ。
雑魚戦が非常に辛くなって来た。
オメガソルを大人買いして来なかった事を後悔したが後の祭り。ヒィヒィ言いながら進む。
例のメモリーキューブのデータ集積管理室を発見。大量にあるメモリーキューブは圧巻だ。
更にとてつもなく巨大なギア・バーラーを発見。ソラリスも所持していたのか。
その先では人体実験をされウェルス化した人々が収容してある部屋があった。
微かに残る意識、奪われる理性。無性に哀しくなる。
倒す事によって苦しみを取り去ってあげる事にした。
決してアイテムが欲しかったからじゃないんだっ!
セキュリティロックを外し先へ進む。
被験体が大勢居る部屋でレッドラムの兄弟に襲われた時はどうなるかと思った。
いたいよ、いたいよと言う彼らに心底同情した。
更に音声信号パスワードを入力し先へ。一発解除とは我ながらやったね。
最奥のホログラフルームでフェイ達一行のホログラフを見付けた。
丁寧に一人一人確認する事が出来、データも掲載されている。
フェイは接触者、エリィは対存在の可能性とある。
若はアニマ“ダン”のアニムスに、
他メンバーも何らかのアニムスや廃棄処分にするつもりらしい。
先生の備考は無しだった。
侵入者としてじゃない、ちゃんと利用目的があって若達を捕まえたのか。
ビリーはガゼルだがマリアはラムズ扱いになっている。ん?アレ??
ソラリスから逃げたから追放扱いなのか?
長い長いソラリス内も間もなく終わりを告げようとしていた。
想像を絶する現実もまた、近付いていた。
フェイが先生にこの施設は何かと質問する。
この施設は一万年前にヒトとして最初に誕生した天帝と、
ガゼルの法院に延命処置を施す為の施設らしい。
尤も一万年も生きているのは天帝のみ。彼は死ねない運命らしい。
一方のガゼルの法院はウロボロスとの戦いによって肉体を失い、
現在はメモリーバンク上に存在するただのデータだと言う。
そしてこの話の中でエリィはある事に気付いてしまった。
そして研究所は闇に包まれた。
長い道程を歩いて来たのに、最後の最後に捕縛されてしまった一行。
フェイはガゼルの法院直々に彼らの目的を教えられる。
若達アニムスを我が肉体としマハノンに眠る神を復活させ、
方舟として天使<マラーク>を作り
彼らが元居た大宇宙の星空のもとへ還るつもりだと言う。
いや、彼らは還って全宇宙を支配したいみたいだ。
だからガゼルの法院はフェイを消したがった。フェイが神を殺す者だと考えられたから。
エリィに関しては既に別室にて保護されていた。
エリィは対存在の可能性があるせいでカレルレンによって分析をされるらしい。
そしてフェイにとって最悪な事実が眼前に突きつけられた。
信じていたのに。誰よりも。何よりも。
初プレイ時は彼がラスボスだと思っていた。
それぐらいこの時の彼の本当の姿は信じ難いものだった。
フェイと同じだけ認められない、受け止められない事実だった。
正に裏切り。長きに渡る騙し。嘘。卑怯…。悪ッ…。
彼により執拗に言葉責めに合い、絶望と悲しみで意識を閉ざすフェイ。
これでようやくゆっくりと話が出来る。彼は安堵したかのように呟いた。
イド、と。
でもここだけは彼に賛成しちゃうんだなぁ。
居場所は与えられた方が楽なのは事実だもの。
一方意識を取り戻したエリィの傍にはカレルレンが居た。
彼はエリィを特別な存在だとしている。
エリィは見て来た研究施設の事を責め立てたがあれらは彼の管轄では無かった。
彼の専門はナノテクノロジー。
その結果彼はエリィが追い求めた“母”であると確信した。
この辺りはそっち系に全く無頓着な自分には理解しがたい。雰囲気で理解理解。
ウロボロスの環が外れた姿にはもの凄く興味がある。
精神安定剤を飲んでまでフェイを追い求め、自分の存在意義を守ろうとするラムサス。
その姿は余りにも哀れだ。見ているこっちがしんどくなる。どうしてそうなったんだ。
解放され意識を取り戻したフェイの前には元気な姿の若とビリーが居た。
そしてフェイは彼の姿をその中に見つけると突っかかっていった。
若・ビリーに誤解だと止められるフェイ。
若達を助けてくれたのは彼で、
更にカレルレン達の目を欺き皆のリミッター解除の処置をしてくれたと言うのだ。
彼の弁明はこうだ。表向きはアニムスと接触しガゼルの法院の元へ持ち帰る。
だが彼の本来の目的は最初からフェイ達と協力しソラリス打倒を果たす事だった。
つまりは二重スパイ。
あっさり彼の言う事を信じたフェイ。
あんなに酷い事をされたのに、と疑心暗鬼になっていたのは画面前の人間ただ一人。
彼がまた仲間になってくれたのは嬉しいけど、
こっちの心の傷は塞がっていないんだぜ!!
脱出! 誰がために君は泣く
一気に動き出す。
フェイ・若・ビリーはエリィ救出、先生は最後の障壁<ゲート>破壊、
残りはエリィの両親救出とそれぞれの仕事を果たす。
全員がやっと合流し久々の再会に喜ぶ。
後は格納庫から脱出するのみだ。後はそれだけの筈…だった。
格納庫に着いた時、ハマーがエリィを人質に取りソラリスに残ると言い出した。
ハマーはカレルレンに言いくるめられていたのだ。
エリィを助けようとしたメディーナに発砲してしまったハマー。
撃つつもりは無かったんだろうが、震えで引き金を引いてしまったと推測。
心の弱さがそうさせた。ハマーの苦悩が分かる気がした。
ハマーを想って涙が溢れた。怖かったろうに。
エリィには悪いが抱きしめてやりたかった。
ここのタイトルの答えはハマーだよ。
内心はハマーとずっとコンビみたいだったリコも気掛かりだった。
メディーナを亡くし悲しみに暮れるその場に突如グラーフと処刑人が現れた。
処刑人…キスレブでちょっと登場して以来の出演だ。
エリィを奪う為襲いかかって来た。
グラーフ&処刑人
メンバーは王道のフェイ・先生・ビリー。
先生の手にはユイさんから受け取った剣が握られている。夫婦って良いなぁ。
技名まで変わってしまっとるがな。
と言うか刀を持った先生は反則的に強過ぎるだろ。
まずは連気→仙勁で全員の次ターンまでの時間を半分にして攻撃開始。
超必殺技を連発する。
毎攻撃が1500程度ダメージを与えられたので全く苦労せずに勝利。
ちょっと強くなり過ぎたか?
先生、鬼畜。
エリィを守る為にエーリッヒがギアで出撃するも処刑人に瞬殺されてしまう。
両親のエリィに対する愛情に涙。
怒りに燃えるエリィだったが処刑人の技により一斉にピンチになってしまう。
そんな光景に耐えられなくなったのはフェイだった。
再びフェイは意識を手放す。
ユグドラ3から出撃するエルルの悪魔。
そう、かのギアはヴェルトールのもう一つの姿。
ヴェルトールからエルルの悪魔へと変形するムービーは美しいの一言。
こればかりは今のCG技術でもう一度見てみたいものだ。
無人のエルルの悪魔に倒されちゃうラムサスなんて本当にもう…塵そのものだな。
そしてフェイのもう一つの姿、イド。
イドは一瞬の内にソラリスを破壊し尽くし、ただの瓦礫にしてしまった。
ほくそ笑む処刑人の仮面を外したミァン。したたか過ぎる。
ゼプツェンによって他メンバーは既に救出され、慌ててユグドラ3に乗り退避。
ソラリス崩壊からは逃れたものの、イドは真っ直ぐにユグドラ3に向かって来た。
絶望的な状況の中、イドを止めようと一人立ち向かうエリィ。
エリィはフェイを取り戻したかった。
エリィの身をていした戦いで、再びフェイは目覚める事が出来た。
良いシーンなのに、イドの「うぼぁっ!!」で笑っちゃったじゃないか。ちくしょー。
シェバトに戻った一行。
先生は改めて皆に説明をしていた。
天帝カインからフェイが世界を滅ぼす者かそうでないかを見極めて欲しいと、
フェイの監視を命ぜられていた事。
フェイは世界を滅ぼす者に非ず。そう判断し天帝に報告した事。
フェイが解離性同一性障害である事。
そしてイドがかつて暗殺者としてグラーフと共に行動していた事が告げられる。
重要な話はまだ続く。
ソラリスにて先生はイドと接触していた。
フェイの人格は父カーンによって創られたのであり、管理者としての人格はイド。
イドはフェイを心底忌み嫌っていた。
だが管理者である筈のイドはフェイを制御しきれていない。
それはエリィの存在があるかららしい。
憎悪の塊であるイド。過去に何があったと言うのか。イドは全てを話す事は無かった。
フェイの人格はラハン村での生活により構築された未発達な人格だ。
その為にフェイの精神状態はいつだって不安定だった。
また、先生は矛盾を指摘する。
管理者として上位の人格に立つイドが下位のフェイに抑圧されると言う事実。
そこから導き出せる答えは、第三の人格、
その臆病者がフェイ本来の人格であり、
臆病者が表に出れば人格統合を果たす事が出来ると先生は確信していた。
改めて先生の話術は凄い。尊敬に値する。
ジェバトはフェイの存在によって揺れていた。
イドの圧倒的な力、そして500年前と同じ状況に立たされる事を恐れて。
かつてウロボロスを操り世界を崩壊させようとしたのはグラーフであり、
イドはそのグラーフの再来だと言われた。
かつてラカンと言う男だったグラーフ。ここでラカンとグラーフが繋がるとは。
次々と上がる声。フェイをカーボナイト凍結処理にする判断が長老達によって下される。
若やリコ、先生までもがそれに賛成をする始末。いきなりの展開に混乱する。
暗転の演出が上手過ぎる。
牢に入れられているフェイ。フェイにも事実は伝えられていた。
戦いの無い場所へ一緒に逃げようとフェイに言うエリィ。
一緒にいてあげる、と。
「だって……一人じゃ
寂しいものね。」
闇夜の中2人はヴェルトールに乗ってシェバトを後にする。
長老達の前で演技をしていた皆に見送られて。
フェイがフェイで居られる様にする為に、
フェイをシェバトから遠ざけようと皆は相談したんだろうな。
空を駆けるフェイ達の前に一機のギアが現れた。
カレルレンの差し金で送り込まれたラムサスだ。
しかもラムサスのギアはソラリスにあったギア・バーラーで
完全にラムサスに同調していた。
そんな状態のギア・バーラーに勝てる訳も無く、
フェイ達は地上へと墜落してしまった。
止まらない。
エリィの血が止まらない。
助けてやる。
絶対に助けてやる!
フェイはエリィを抱いたまま森の中へと消えた。
そんな彼らの姿を、グラーフは静かに見守っていた…。
DISC1終了。
実に劇的なDISC交換。
ラムサスが転生しており、その前はカレルレンの仲間だった…等、謎はまだまだ多い。
フェイ LV74 |
超武技火勁 / 超武技水勁 / 超武技光勁 銀牙 |
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エリィ - |
サンダーウェポン / ランドウェポン / フレアウェポン / アイスウェポン | |
シタン - |
火精刀気-朧- / 水精刀気-鏡- | |
バルト - |
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リコ - |
デスローリング / 炎獄ラリアット / ヘルスプラッシュ | |
ビリー - |
ディアフレンド | |
マリア - |
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チュチュ - |
||
エメラダ - |
トルネードハンド / レイカウント / ダークビースト | |
062:36:29 |