天帝暗殺 マハノン浮上!!
天帝カインとは別の形の未来を築こうとしたカレルレン。
その為には天帝カインが邪魔だった。
カレルレンはラムサスに天帝カイン抹殺をさせようとしていた。
その為にラムサスを創り今まで散々追い詰めて来た。
今の苦しみがあるのは天帝のせいなのだと思わせたのだ。
何より、天帝カインの能力を持つラムサスにしか天帝カインは殺せない。
刻は来た。カレルレンは目的を果たした。
“ラメセス”とは何のキーワードだろう。
ガゼルの法院の言っている事の何たる矛盾さ。反吐が出る。
カレルレン、こんな事をする程そんなにお前の闇は深いのか。
地上人と同調したアニマの器は以下の通り。
ダン、ヨセフ、ガド、先生のアシェル、ラムサスのゼブルン、
カレルレンのユダ、ソフィアのディナ。
それに加え既に同調を果たしているルベン、シメオン、レビ、イサカル、
そしてグラーフのナフタリ。
全てのアニマの器は起動された。
福音の刻、今その鍵は解き放たれた。
カレルレンのユダとは皮肉か。
人々は再び異形化を始める。それは『ゲーティアの小鍵』が開けられた証拠だった。
地上に溢れかえるヒト。
神は永き眠りから目醒めた。
天空の楽園マハノンも目醒め海中からゆっくりと浮上して現れた。
最後の戦いは迫っていた。
フェイはエリィを戦いには連れて行かないと決意しその旨を伝える。
ただただ純粋にエリィを想い、
そして苦しむ人々と自らの帰る場所として彼女を守りたかった。
当然エリィは突っぱねた。
そんなフェイの気持ちも分かりつつ、愛する人の傍に居たくて。
皆にねちっこく責められるフェイが可哀相で笑った。
久々に見た若の馬鹿さ加減にも笑った。マルーを早く抱きしめてやれよ!可愛いなぁ。
ハマーを忘れないリコには感動。皆良い奴だ。
フェイとエリィの仲直りはまさかのベッドイン。
想いを言葉にしに行った筈なのに、フェイったら想いを身体で伝えるなんてやぁねー。
キスシーンはアニメいらなかったな。ドット絵だけで十分だよ。妄想が膨らむし。
だってほら、エリィの裸を見たら情事を想像せざるを得ないだろ?
つまりはそう言う事だ。
当時はビックリしたもんだ。子供でも買えるゲームに裸がバンバン出るんだもんな。
ミァンと言いエリィと言い。
だがラムサスの黒ビキニの時の衝撃の比では無い。
今回のフェイとエリィのベッドインは内心凄く嬉しかった。
行為そのものはどうでも良くて、2人が想いを確かめ合った事が嬉しい。
ペンダントを受け取った後のエリィが言うありがとう、が素敵だ。
エリィがこのゲームの中で一番大人になったんだなぁ、とマルーとの会話を見て実感した。
女には女の戦いがある、そういう事だな、うん。
追放されし者、神の楽園に帰る
フェイ達はマハノンへと辿り着いた。マハノンは巨大な宇宙船の中央船体だった。
そこには“ELDRIDGE”の文字が。
これはあのOPで堕ちた宇宙戦艦か!!すげぇ!!良く分かっていないけど凄いぞ!!
墜落したのは一万年前らしい。人類が地上に現れたのも一万年前だ。
この墜落時に一体何が起こったのか。
フェイ達はガゼルの法院が求める神の知恵『ラジエルの樹』を求めて奥へ進む。
その最深部でグロテスクな巨大な生命体を見つけ、戦闘へ。
デウス
あれ、デウスって最後の…。
この戦闘は戦い方が分かれば簡単だ。まぁ、見付けるまで苦労しちゃうのだが。
デウスの攻撃は敵味方ともにHPを半分にする。
この敵味方ともにと言うのがポイントで、
つまりデウス自身のHPも減らしているのだ。
間抜けな野郎だぜへへへ。
最初はチャージを繰り返しデウスの攻撃に耐える。
こちらのHPが僅かになった頃デウスも弱るので、
そこにシステムイドを発動したフェイで一気に攻撃を畳み掛け勝利。
大量の経験値が貰えるので、全員が生き残って勝つまで何度もやり直した。
戦い終わったデウスを見ると何かの昆虫の抜け殻の様な姿になっていた。
人面昆虫とかマジで最悪なコンビネーションだな。
更に奥へ進むとそこには巨大な空洞があり、とうとう『ラジエルの樹』を見付けた。
これまたメモリーキューブのデカイ版みたいな形状だ。
そしてこの空洞そのものがラジエルと言う巨大コンピュータだった事が分かった。
こんな得体の知れないコンピュータすら扱える先生はさすが。
ラジエルにアクセスしてみる。
そこには星系と星系を渡りゆく、無人の大型戦略兵器とその端末兵器群、
そしてその移送に使われる半島ほどもある超大型母艦の情報があった。
それらの兵器群は星間戦略統合兵器システム『デウス』と呼ばれた。
もしかしてエルドリッジはこの移送用大型母艦だった…のかな?
そしてそれら全てを制御稼働する中枢神経回路、動力炉を兼ねた存在が『ゾハル』。
つまりゾハルをぶっ壊せばデウスも止まると。え、違う?
ちょっと頭が付いていってない。
ゾハルにアクセスしようとした矢先いつもの方達が登場。
今回はグラーフに加えてカレルレンまで。力でねじ伏せようとグラーフが襲って来た。
強大な力の前に屈してしまったフェイ達。
マジで一撃必殺されちゃった。1回の攻撃でオーバーキルとは恐ろしい。
強いなぁ。絶望しか感じなかった。「計画通り」って奴だろうけど。
フェイには怒りが足りない!と説教を垂れるグラーフ。つまりはイドを出せと。
だが断固拒否するフェイ。そんなフェイを殺そうとしたグラーフを止めたのはカレルレン。
フェイ達はエリィをおびき出す為のエサとなった。
エリィのペンダントが千切れるベタなシーンは結構好き。
失われし約束の地
ゴルゴダの地。そこにフェイ達はギアごと磔にされていた。
ゴルゴダの地ってキリストが最期を迎えた場所のはず。
やはりキリスト教をモチーフにしているからなのかな。
磔は何か、その、凄くシュールで、真面目なシーンなのに噴いちゃう。
チュチュは卑怯。
ゴルゴダの地へエリィはやって来た。
乗るのをあれ程嫌がっていたシェバトのギア・バーラーに乗って。
フェイ達を助けようと必死で戦うエリィ。
窮地に立たされた彼女は得体の知れない力を発揮した。
そのままカレルレンに連れ去られるエリィ。
エリィのギア・バーラーを操りたかったなぁ。ガッチャマンをやたらと連想してしまった。
それにしてもあれだけやられるエリィを見てイドが発露しないのも不思議なもんだ。
発露していたらあんな磔、いとも簡単に外す事が出来そうなもんなのに。
グラーフの「…哀れよな。」が耳と心に残って取れない。
そうそう、何かで見た様な気がしていたので調べてみると、
直前のグラーフ戦に勝てるらしいので再挑戦してみた。
てかイベント戦闘だとずっと信じていた。
デウス戦からのやり直しって言う点が少々面倒だったが頑張った。
グラーフを倒した事により『殺戮の黒衣』を入手。
苦労したのにイベント進行は全く一緒ってどう言う事だよぉぉぉぉ!!!!
君が呼ぶ 哀しみのメルカバー
エリィを得たカレルレンにとって計画は最終段階に入っていた。
そして鍵を開け放った今、最早ガゼルの法院は必要無くなった。
カレルレンは鍵を開けさせる為だけにガゼルの法院を生かしておいたのだ。
不要なモノを排除するカレルレン。
肉体を失いただのデータでしか無かったガゼルの法院のデータをデリート完了。
ここだけはやたらスッキリした。ガゼルの法院が出て来るとイラッとしちゃうからさ。
それにしてもカレルレン…。
もしかしてお前の目的はやり方が違っただけで、
ソフィアと同じ処にあったとでも言うのか?
カメラワークが何時にも増して秀逸。
エリィを連れ去られ落ち込むフェイ。
そこへワイズマンが現れる。力に力で対抗したフェイの未熟さを指摘した。
グラーフの想いがフェイの力を凌駕している事実を突きつけられる。
キスレブでも同じ事言われたのに、フェイは学習しないから。
いやぁ、でも本当はグラーフには勝てたんだけどね、と呟いてみる。
ワイズマン言いたい事は分かっているよ。
つまりは明鏡止水!!そうなんだね?!シュバルツッ!!
再びフェイは立ち上がる。
エリィの行方が分かった頃には、
カレルレンによって神の方舟『メルカバー』の建造が完成しようとしていた。
メルカバーを止めエリィを救出する為に、メルカバー内部に突入し中心部を目指す。
メルカバーに対の天使像を造ったのはカレルレンか?
ナノマシンによるホログラム…みたいなのかな。
伝わるなぁ、その想いが。
何度目の正直か、ラムサスが立ちはだかる。
だが彼から語られた真実を知り、その執念が致し方無いものに思えた。
生を授かる前より塵と扱われたラメセス。
そのきっかけを作ったのがまさかフェイの母カレンだったとは。
いや、あの感じだとカレンに代わったミァンか。
完成される前だったからこそ、塵とフェイと言う言葉が鮮烈に残っていたのだろう。
でもやはり仕方無く思えてもフェイにとっては逆恨みじゃないだろうか。
ラムサスは見えていない。一生懸命に彼を心から慕うエレメンツが。
いい加減気付いてやれよ。そうすればラムサスが求めた愛が手に入るのに。
すぐ傍にあるのに。
アンフィスバエナ
ラムサスとはもう戦いたく無いよ。
最初のターンでHP1にされてしまうのでフレームHPで回復してから攻撃開始。
ALを3まで上げてチャージを繰り返しハイパーモード突入を待つ。
上手い事全員がタイミング良くハイパーモードになったので、
最強技を繰り出して勝利。
ラムサスの生まれた場所へとやって来た。
そこには磔にされるエリィ。あれ?この衣装ってソフィアの物?
カレルレンはエリィを生贄として神<デウス>を復活させるつもりらしい。
兵器群が神ってどう言う事だよぉ。
そしてミァンがとうとう前線に立った。
オピオモルプス
おぉ、ラムサスからの連戦か。マジか。
HP・燃料共に引き継ぎだ。これはキツい。
オピオモルプスに攻撃をすると、防御力・エーテル攻撃力がアップしてしまう。
ある程度アップさせると強力なエーテル攻撃をしてくる。
残りHP2になったりとこちらはてんやわんやする羽目に。
このエーテル攻撃を発するとアップした能力が元に戻る。
この能力が元に戻った時を狙ってALを3まで上げフレームHP回復を適宜しつつ、
ハイパーモード突入後全員でフル攻撃。
ラッシュを掛けた時のHPの赤い文字がもの凄く怖かった。
一度目の挑戦で勝てて良かった。
フェイが最終にして最強の奥義である『超武技闇勁』を覚えた。
これでもうフェイに怖い敵なし!!
倒したはずのミァンが大いなる目醒めの刻を告げる。
ミァンの言葉を機にデウスは活動を始めた。
ギア・バーラーと融合した筈のアニマの器が分離してデウスに飲み込まれてしまう。
アニマの器は本来神<デウス>を構成する部品の一つらしい。
だから吸収されてしまったのか。
皆のギア・バーラーがぁぁぁぁあああ!!
そして、エリィもまた神<デウス>の部品だった。なんだってー。
それに絶望したのはラムサスだった。
カレルレンとミァンの本当の目的を知り、自分と言う存在意義を問うラムサス。
やはりラムサスはラメセスの時から既にミァン達に利用されていた。
天帝カインを殺す為だけに。
塵は塵らしく。彼らの笑い声がこだまする。
激昂したラムサスはミァンとカレルレンを斬りつけた。
しかしそれもまた彼らの計画通りだった。
目的の為にミァンは死ななければならなかったのだ。
何と言う残酷な。
ミァンの元に跪くラムサスの背中が痛々しい。酷い。惨過ぎる。
この隙にエリィを助け出すフェイ。
だがその瞬間一発の銃声が鳴り響いた。
硝煙を放つ銃を握っていたのはエリィだった。
その場に倒れるフェイ。
その瞳は既にエリィのものでは無い。髪の色まで変わってしまっているじゃないか!
そうか、今気付いた。エリィの衣装はミァンのものだったのか。
てか左利きだったっけ。
様子の変わったエリィと共にカレルレンも起き上がる。
その身体はナノマシンで出来ていた為すぐに修復されたのだ。便利だな。
かつてデウスは試験運転中に暴走し、一つの惑星をまるごと破壊した。
デウスの創造者はその力を恐れデウスを機動停止状態とし、
星間移送船エルドリッジに移送させた。
だがデウスの抵抗に合いエルドリッジは墜落。
自らの消滅を察知したデウスは、動力炉を“ゾハル”から中枢部分を分離した。
その分離した中枢“生体電脳カドモニ”はこの惑星に着陸し、
デウス復活に向け生体素子維持プラント“ペルソナ”を使用して人間を創造した。
それが天帝カインとガゼルの法院達だ。
そしてヒトは全てカイン達の子孫であり、神を復活させる為の部品だと言う。
カレルレンのナノ研究は足りていなかった部品であるヒトを作り出し、
またデウスを兵器として完全なものへと進化させた。
ちはみに『事象変移機関ゾハル』は
全てのギアを駆動するスレイブジェネレーターの親機であり、
エーテル力の源にもなる、無限エネルギー機関らしい。
エリィは全てのヒトの母。
そしてミァンだ。
ミァンは刻の管理者であり、神<デウス>の代弁者。
ミァンは全ての女性の遺伝子に組み込まれ、
ミァンが死ねば後任の新たなミァンが覚醒する仕組みになっている。
つまりカレンはたまたまミァンとして覚醒してしまい、
カレンが何らかで死んで副官ミァンが覚醒したと言う訳か。
ミァンもまたデウスの部品の一つ。
またカレルレンも“母”との合一を目的として生きて来た。
全ての文明を根絶させゾハルと合一する為に2人はデウスの元へ行く。
消えて行くエリィを追いかけ重傷を負ったフェイもデウスの中へと消えて行った…。
駄目だ。難し過ぎて頭が混乱している。ちっとも理解出来ない。
あぁぁぁ…。