海賊アジト 戦う理由、死ぬ理由
ようやく地上へ戻って来たフェイと若。
潜砂艦と無事に合流。
潜砂艦はユグドラシルの中。
先生との再会を果たすフェイ。
楽しい楽しいユグドラの中を探索だ!!
ギア機体を眺めたり各部屋を調べ廻ったりしてユグドラ内を堪能する。
若のギア改造秘話には笑った。
ギア格納庫内にはギアショップがあり、当然今よりも良い部品が並んでいた。
換えたばかりで悔しいから絶対買わないヨ!
居住区ではナースに体重を量ってもらう。
フェイは10kg太っているのにベスト体重だった。
機関室では若とシグルドが眼帯をする事になった経緯を知る。
何だろう、凄く胸が温かくなったぞ。
注意一秒、若一生!
ただ、若は真性のおバカ…だな。
ブリッジではバンスにゴキゲンなサウンドを聴かせてもらう。
もの凄い量のSEが使われてるんだなぁ。
この船に乗っている全ての人が大好きだ!!
ユグドラはバルトのアジトへとやって来た。
着くなりおかえりなさい!と温かく迎えられる若。
愛されてるんだね、若は。
アジトからワールドマップに出る事が可能。
生身で軽々しく出掛けたら武力ロボ改に殺されたがな。
執事のメイソン卿に連れられ食堂へ。
そこで若が実はファティマ王朝の王子、
“バルトロメイ・ファティマ殿下”であると知らされる。
宰相シャーカーンによって現在その座は奪われている。
義賊としての海賊行為によって戦力を整えた若達にファティマ王朝再興は可能だった。
だが、そうは出来ない理由があった。
若の従妹にあたるニサン法皇府の教母、
マルグレーテがシャーカーンの手の内にあり幽閉されていると言う。
何故ならファティマの至宝の在処を示す、“ファティマの碧玉”を彼女が持っている為だ。
正確には若と2人で持っているのだが、それはまだ知られていないらしい。
そこへ当の若が現れ、至宝の正体はギアだと自信満々に言う。
作戦室へ場所を移し500年前の絵巻物を見せてもらう。
そこにはギアらしき存在とファティマ一世の姿が描かれていた。
ファティマ一世はアヴェを建国しその巨人をどこかに封印した。
別の記録ではこの巨人を“ファティマの至宝”と呼んでいるらしい。
最近ではシャーカーンのみならず、ゲブラーまでもが碧玉を狙っていた。
一刻も早くマルーを救出したい若は、フェイに協力してくれる様お願いして来た。
だがフェイは断る。
もう戦いたくなどない、と。
ラハン村での事を先生から聞いた若は再度説得を試みる。
だが頑なフェイから思いもかけない言葉を掛けられる。
戦いが好きで楽しんでいるように見える、と。
戦う理由があるからこそ戦っている若にとっては聞き捨てなら無い。冷静にキレる若。
フェイにどう罪をつぐなうべきか、持論を唱えその場を去った。
何だか若の言う事もそうだったが若のその凛とした姿に妙に感動し、
若の抱える苦しみや哀しみが伝わって来て変に涙腺が緩んだ。
もう歳だなぁ。くそぅ、若カッコいいぜ!!
更にそこへシグルドがやって来て、一人ユグドラの先端に立つ若の姿を見せられる。
そこで聞こえたのは若の弱音だった。
若も淋しい人間だった。彼を慕う部下は居ても友人は居ない。
きっと皆も友人になりたくてもなれないんだと思う。若の背負う宿命故に。
だから若くしてその重荷を抱える苦しみを共有出来る人は居なかった。
シグルドは若を助けてやってくれ、とフェイにお願いする。
つまりは、友人になってやってくれと言う訳なんだろう。
答えを見付けられないままひとまずフェイは就寝する。
静かな闇夜のドックに機械音。
アジト内にゲブラー特殊部隊が侵入し警報が発令、一気にアジトは大騒ぎに。
作戦室へ行くとその事態のヤバさが良く分かる。作りが細かい。
フェイもドックへ。
ヤバい、この特殊部隊の事一切記憶が無いんだぜ!
ここからは連戦だ。
まずはソードナイトvs若(ブリガンディア)&部下×2(ディルムッド×2)戦。
おおおおお、急にボイスが入ったからビビった。
関智一氏がデビューしてまだそれ程経っていない頃か?声が若いね。
続いてシールドナイトvs先生(ヘイムダル)戦。
ほ!まさかまさかの先生がギアに搭乗して戦闘に参加!
機体はブリガンディアと共に発掘されたヘイムダルだ。
この出撃シーンは「シタン、行きます!」と言いたくなる。
乗りこなせないと言われていたのに、いとも簡単に操れるとはさすが先生。
しかもギアのくせに動きがトリッキーだ。さすが先生。
何が酷いって、シールドナイトのターンはたった1回で、
あとは先生のフルボッコタイムだった事だ。最強過ぎる。
先生って槙ちゃんの田中秀幸氏だったの?!アニキィィィ!!良い声だ。
続いてワンドナイツ×2vs若(ブリガンディア)&先生(ヘイムダル)戦。
何でもゲブラーの方々は戦意昂揚剤<ドライブ>を使用しているらしい。
要は薬中なのか。エンジェルダストを思い出すぜ。
最後はカップナイトvsフェイ(ヴェルトール)戦。
目の前で子供を殺されそうになったのを見てフェイもいよいよ登場。
戦う理由を問いながら攻撃。
この時のヴェルトールにズームアップする時の演出が恰好良い。
あれ、フェイの緑川ボイスが無い。何故だ。
これらは全て通常攻撃を出して必殺技を出せば簡単に終わる。
苦戦する要素は無い。
そしてまだ戦いは終わらない。
そこにドリルのような形の大型ギアが現れた。
シュピラーレ
フェイ・若・先生で応戦。
若にワイルドスマイルを2回程掛けさせる。
残りの2人は通常攻撃→必殺技で攻撃。
シュピラーレは防御力低下の技を仕掛けてくるが、
そこまで攻撃が痛くない上ワイルドスマイルのお蔭で回避しまくるので無視。
桁違いの強さを見せる先生も居る為、多少時間は掛かったが楽勝。
無事に勝利しフェイは若に協力する事を決意する。
自分の進むべき道を若に協力する事で見付けようと思ったのだ。
照れながらお礼を言う若が可愛い。
アジトもばれてしまったので、直ぐさまユグドラに乗り込みマルー救出へ向かう事に。
やっとパーティも3人になった。
準備を整えて出発!
潜入、王都アヴェ! 偽りの王
アヴェに降り立つ一機の空中戦艦。
そこから現れたのはゲブラーのラムサス総司令官と副長ミァン。
2人はファティマの碧玉を求めマルーと面会をする。
まままま、マルーちゃんだぁぁ!!
一人称がボクってのがアレだけど凄く好きなのだ。
正確には若とマルーと言うカップルが、かな。幸せになって欲しい2人だ。
ラムサスの紳士な尋問も軽くあしらう、実は大人でしたたかなマルー。
それを監視カメラで見ていたシャーカーン。いけない事を企んでいる。
マルーが危ないッ!
一方フェイ達一行はアヴェに到着。
のんびりとブレイダブリク市街を探索する。
建国記念日のお祭りの最中で、
格闘家の世界一を決める大武会が開催されていたりと街中が活気に溢れている。
一方で市民はキスレブとの戦争に疲れきってもいた。
今も現実に起こっている戦争。哀しむのはいつも普通に暮らす人々なのか。
戦争の悲惨さが平和ボケした頭に少しだけ伝わる。
ここは廻る場所が多いので嬉しい。
その反面時間が掛かってちっとも先に進めなくなるんだが、それだけ遊べるのだ。
カミナリダイコン・砂漠イチゴ・エルフバナナを購入。イチゴとバナナは使用出来る。
万引き姉妹を1000Gで売春。へっへっへ。
かくれんぼ少年を5回見つけてかくれんぼバッジを入手。
猫屋敷に一緒に住みたい…。
シャーカーン広場では大いに楽しむ。
アヴェビールを呑んで地面を揺らしたり、カチカチにぎりを食べたり、
占いでモグってもらったり、口から紫の炎を吐いてみたり、風船を貰ったり。
ドリアンジュース・ニサンの水・アヴェの水・おもちゃの鉄砲・ギアフィギュアを購入。
ミルドマップに出ると貰った風船が空へと飛んで行く演出が。これは素敵だな!
ファティマ城には若を置いて先生と2人で行く。
城内に入り大武会についての説明を聞く。
すると先生が妙案を思いつく。
フェイがこの武術大会に出場し活躍をすれば、
兵士たちの気を大会に集中させる事が出来てマルー救出がし易くなると言うものだった。
先生が出た方がもっと盛り上がるんじゃなかろうか…、と思いつつフェイは出場を決意。
エントリー名は毎回迷うなぁ。
ホテルに入り部屋を取ろうとすると、ニサン正教から派遣されたシスターと出会う。
彼女からマルーが幽閉されているのが天守閣だと教えてもらう。
フェイが大会に出場中に、
若が井戸から地下水道を通って城に侵入しマルーを救出する作戦が立てられた。
水道管理組合の会長さんから鍵を受け取り翌朝作戦実行だ!!
若はアヴェの民にも愛されているのか、スゴいな。
過去に迷子になった少年と言うのがかくれんぼ少年だった事にしばらく気付けずに、
やたらウロウロしてしまった。
しばらくフリータイムになったのでシャーカーン広場に行ってゲームをして遊ぶ。
フーズフウセン難しい!何をやってもアクアソル。ちぇっ。
でもお蔭でダイエットに成功!
サーカスから外へ出ると突然声を掛けられた。
ラハン村の酒場、わらうキツネコブタ亭のモルテンだった。
彼は村に起こった事を知らなかった。
夫を待ち、お父さんを恋しがっていた母と娘の姿が強烈に思い出されて
素で動揺してしまった。
フェイの苦しみが手に取るようだった。
フェイは素直に宿屋へ戻り眠りに就いた…。
グス
王都アヴェ 嵐を呼ぶ大武会
ここの盛り上がりっぷりは楽しい。
いよいよマルー救出作戦の開始だ。
大会会場ではNPC数が多いのかやたら処理落ち気味だ。
大会の控え室には選手が緊張の面持ちで居る。
おっ、ビッグジョーも出場するらしいぞ。オラ、ワクワクしてきたぞ!!
おっ、こっちにはダ?!ダンが!メッタメタのギッタギタにしてくれるらしい。
オラの、ワクワク…。
第338回、天下一武道会始まるよー!!
ミァンも大会を観戦するらしい。何だか妙に寒気を感じる女だな。
シャーカーンが無駄に長い開会宣言をしている頃、若も地下水道へ降りる。
余談だがこの時のシャーカーンの演説は良く出来ていると思う。
長いのがアレだが。
絶対シャーカーンが考えた内容じゃ無いよな。
作戦ではフェイが試合を長引かせる程若の行動がし易くなる。
つまりフェイの試合時間が若の行動時間になる訳だ。
と言う事で戦闘をのんびり楽しむ。
第一試合VSゴンザレス
ここで初めて連殺をやってみる。
アタックポイントを溜めて必殺技を連続で出す事が出来る攻撃だ。
通常戦闘では使う事は無いので、こういう時やボス戦に重宝するシステムになっている。
ちなみに連殺を使用する時はフルチャージが己のジャスティス。
フェイの試合と若の地下活動のパートを交互にプレイする。
水の中を泳ぎながら進む。水門の開閉のせいで思う様に進めない。
それでもアイテムはきっちり回収だっ。
第二試合VSビッグジョー
サングラスを飛ばすジョーかっこえぇ。
ジョーの放つ「グぅ レイトぉ! あ~んど ダぁイナミック!」は
被ダメがたったの2なので完全無視出来る。
ここでの敵は場外に居るはずのジョーのファン。ファンの攻撃の方が強いだろ!
さすがディナーショウまで行くだけある。
内養功で回復しつつ連殺で攻撃。それだけでは倒しきれないので必殺技も使用。
文字通りキラ~ンと散ったジョーであったとさ。
未だ地下水道を巡る若。エンカウントが無いのが救いだ。
ようやく水門を抜け地下水道の主と会う。
あの水道管理組合会長さんの幼なじみだ。
彼は幼い頃の若を知ってはいるが、目の前に居るのが当の本人だとは気付かなった。
第三試合VSスカッド
書く事が無い程連殺で余裕勝利。
上手く城内に入り込んだ若。
大勢徘徊しているアヴェ近衛兵はもちろん全て若の豪腕で眠らせながら進む。
本当なら忍び込んで戦わずに進むのが正しいのだろうが、
経験値欲しいし若は全く必殺技を覚えていないから必要な事なのだっ。
準決勝VSダン
ダンが準決勝まで勝ち進めた事がまず驚きだよ。
拳を震わせる仕草がカワイイ。
「これは、○○の分!」と言いながら攻撃して来るダン。
それをひたすら防御で甘んじて受けるフェイ。
ダンの必殺技がチューをしているみたいでいやはや何とも…。
「くだけちれ!」とフェイの指弾の様な攻撃をして来た時は驚いた。
いつの間に習得したんだろう。
攻撃をして来ないフェイを責めるダン。一旦勝負はお預けだ、と戦闘終了。
『アルルの花嫁衣装』を預かった。さっそく装備した変態フェイであった。
余りにも短い時間で勝負を決したせいで、若に出番無し。
決勝VSワイズマン
放浪の迷子は順当に勝ち進む。とうとう決勝戦だ。
相手は仮面をした男、ワイズマン。
どれだけどの様な攻撃をしてもダメージを与えられない。必殺技も効かない。
またワイズマンも一切攻撃をして来ない。
突然戦う理由をフェイに問い始めるワイズマン。
そして何故かフェイを知っていた。かつて大怪我をした事もだ。
つまりフェイを村長リーに預けた仮面の男と言うのはこのワイズマンだったのか。
勝負を決する前に3分タイマーが発動しちゃったワイズマンは試合を放棄して去った。
賭けに勝った!と喜ぶ声が先生のもののような気がしてならない。
一方大会が終わっても未だのんびり城内を散歩していた若は、
ようやく一つの扉の前に着いた。