緑の静寂をやぶるもの
居なくなったエリィの悲鳴が森の中でこだまする。
慌てて駆けつけるフェイの前に大きな地竜ランカーが。
エリィは襲われまたもや気を失っている。
地竜ランカー
通常攻撃をしても一桁レベルのダメージで、
更にランカーの攻撃は強力なのでひたすら防御をする。
暫く耐えていると先生が登場し彼からギアを受け取りギア戦へ移行。
通常攻撃をしてアタックレベルを上げ必殺技を繰り返して勝利。
ギアのお蔭でエリィを助けられたが、村壊滅の元凶であるギアに嫌悪感を表すフェイ。
だが先生は力に使われるも使うも人間の側の心の問題だと説く。
ギアの名前がヴェルトールと知る。
辺りも暗くなりひとまず野営をする3人。
フェイは眠りに就いていた。
先生はエリィに率直に話をする。
エリィが不時着したギアの操縦士であった事を見抜いていたからだ。
そしてフェイの前から姿を消す様に説得をする。
それはフェイを守ってやりたいと言う想いからだった。
エリィは先生の言葉を聞き、森の闇の中へと消えた。
『牧羊者<アバル>は
地上人<ラムズ>を管理統制し、
その生殺与奪の権利も持つ』
この世界にはエリィ達アバルの人間と、フェイ達ラムズの人間に区分される。
アバルの人間はラムズは家畜同様であると教えらる。
しかしフェイと出会いエリィは実際のラムズを知り戸惑う。
同じ人間だ、と感じた訳だ。
もともとエリィは心が温かい。
アバルであるには優し過ぎるんだろうな。
軍人であるエリィ。
そしてかつてはエリィと同じ側の人間だった先生。
謎が多過ぎる。
用語や世界観を理解するのがなかなかどうして難しい。
頭が悪過ぎるのも困り者だ。
森をぬけて、王国アヴェ領土へ
翌朝フェイはエリィが去ったのを確認した。
実は昨晩の先生とエリィの話を盗み聞きしていたのだ。
たぬき寝入りの演技が出来るタイプには思えなかったんだがな。
村の事はユイに任せ、先生はフェイと行動をする事にしたらしい。
先生の提案で砂漠の街ダジルへ行く事に。
先生のステータスを確認する。
フェイよりレベルが3つも下なのに、圧倒的に先生の方がパラメータが良い。
桁違いのHPにEP。
素早いのでターンも直ぐに回ってくるし、回避も出来て攻撃力も防御力もある。
やはり最強なのは変わらないな。
森を抜ける時頭上に大きな飛行物体が飛んでいた。
アヴェの空中戦艦らしい。正しくはゲブラーのものだ。
ゲブラーの正式名称は『神聖ソラリス帝室特設外務庁』。
先生曰くエリィはゲブラーの人間らしい。
事態は泥沼の一途を辿っていた。
キスレブがアヴェ北端にある五百年前に建てられたと言う神殿を奪った為、
アヴェもゲブラーも必死になっているのだ。
第三者が介入したせいで戦争は更に続く。
ゲブラーの目的は一体何なのか。
フェイ LV9 |
武技雷迅 指弾 |
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エリィ - |
スクリーマー リグ・ボルト / ルド・ランス / エラ・キューブ / レイ・アイス |
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シタン LV6 |
小波 | |
003:04:31 |