囚われの鳥　キスレブ帝都

母親とボール遊びをする子供の映像が流れる。何度も何度も。
それを見つめる子供は、楽しい思い出をずっとリフレインしている。
そんな、哀しい夢を見た。

4日ぶりに意識を取り戻したフェイは、キスレブ帝都犯罪者収容区と言う場所に居た。
ここは通称D区画と呼ばれる。
フェイがこの場所へ運び込まれたのには、裏である人物の力が働いたからだ。
処刑人。キスレブ総統に指示を出せる程の力を持つ覆面の女性…。その正体は。
予想はついているんだけどな。

フェイは亜人のリコと言う男と出会う。
そのリコから洗礼の儀式なるものを受ける羽目になり、
自由を手に入れる為まず4人のバトラーと勝負をする。
レオナルド→ハインリヒ→バルガス→スーザンの順で闘う。
回復をこまめに行えばそこまでの強敵では無い。
スーザンが可愛いかったのにビックリ。グラ的には女なんだが実際は男なんだよな。
スーザンに勝利すると大将であるリコと戦闘に。
だがこの戦闘は完全な負け戦。絶対に勝てないのだ。
HP228に対して1333ものダメージを喰らうとか酷いぜ。
リコが喋る喋る。こんなにリコの声を聞けるとは嬉しいじゃないか。
だってリコがパーティに入るなんて滅多に無い事だもの。

D区画の囚人はこの洗礼の儀式によってランク付けがされる。
再び目醒めたフェイは自身のランクがAだと教えられる。
そして首には爆弾の首輪が装着されていた。ちゃんと顔グラも首輪を着けている。
D区画から外へ出ると爆発する仕掛けになっているらしく、これが囚人の証と言う訳だ。

ようやく自由行動が可能になったのでD区画内をうろつく。
アマゾネスいろっぺぇ～。
ランチを食べたり監視展望塔に登ったりワンパクフードを購入したりした。
この様な場所に不釣り合いな、否、最も必要なニサンの施設もあった。
15年前に暴動が勃発したらしく、リコはその暴動の被害者だとか。
一体何があったのだろう。

酒場で獣人である調達屋のハマーと出会う。
また、B・管理委員会の人間がフェイを探していたと言う情報を入手。
再び酒場へ行くとルアと言う女性が現れバトリングの説明をしてくれた。
ギア対ギア、もしくは対モンスターで戦う娯楽競技らしい。
またそのバトリングに参加する者は囚人では無くバトラーと呼ばれる。
ギアを委員会が用意するからフェイにバトリングに参加する様に言って来た。
だが断る！

D区画に新任の医者が着任した。
もうこの辺りで予想はつくが確認をしに行くと、案の定新任の医者は先生だった。
感動的な再会を果たした2人。フェイは先生からユグドラが沈んだ事を聞いた。
またフェイの置かれた状況を把握し、
それまでの罪が帳消しになるバトリングの存在を知り参加する様フェイに進言する。
若との約束を守る為に参加を決意したフェイ。やたら前向きなのが嫌な予感を漂わせるぜ。
バトリングの参加についてはハマーが登録に走ってくれた。本気と書いてマジと読む。
いやぁ、しかし先生は本当に二枚舌。怖いぐらい、ね。

マクロス7のエキセドルみたいな奴が登場。
全く話についていけない。うぅ…。
多分フェイ抹殺計画を立てていた…んだと思う。
そのフェイを殺す為だけにキスレブを焦土につるつもりなんだ。
何て奴らだ。

めざせ、バトリングの勇者

ハマーが登録を終え戻って来た。
ハマーはメカマンとしてフェイと共に参加する気らしい。
何でもメカマンも無罪放免になれるからだそうだ。
そんなハマーの壁に貼られたチラシが楽しい。

先生と一緒にC区画のバトリング闘技場へ向かう。
マップ中央にあるピンクの戦艦っぽいのって何だったっけ？

ルアから話を聞きギアパドックへ行く。
そこで支給されたギアを見たフェイ達は驚きを隠せなかった。
そこにあったのがヴェルトールだったからだ。
先生の推理では何らかのデータ収集を委員会がしようとしているとの事だった。
そもそもバトリング自体がキスレブ軍の軍事プランだと言う。
真意が分からないながらも、使い慣れたギアがあてがわれた事はこちらにとって有利。
プラクティスモードで練習をしてからバトリング緒戦開始！！

　WELTALL VS GANADOR
だが勝負は最初から負け戦だった。
突然火を噴くヴェルトール。
機体は大破しフェイは勝負に負け去った。

せっかくノーダメで良い感じだったのにぃ。

地下水道の悪夢　闇にはうもの

再び宿舎で目醒めるフェイ。何か嫌な夢を見ていた様な気がする。
真っ赤な夢を。
目醒めたばかりではあったが早く脱出しようとバトリングに参加する。

　WELTALL VS BURIKIROBO
　WELTALL VS TITAN
　WELTALL VS WSHAVER
　WELTALL VS MUSYA
ここからはガチバトル。実に良く出来たミニゲームだ。面白い！
とか言いつつアクションが苦手だから適当にボタン連打なんだけどさ。
でも慣れてくると完封勝利も可能になって来たぞ。
受付嬢に褒められると嬉しいぜぃ。
あー、リプレイとかあったなぁ。懐かしい！
リザルト画面なんて恰好良いし、使われているフォントも好みだ。

順調に準決勝まで勝ち進んだフェイ。
そんなフェイの元にリコが訊ねて来た。突然リコは謝る。
あのバトリングの爆発事故は洗礼の儀式の時に闘ったバトラー、
レオナルド・ハインリヒの仕組んだ罠だったのだ。
ギアに不正が出来ない様になっていた筈なのにあの2人はどうやって細工をしたんだろう。
だがそんな彼らも地下水道で何者かに殺害されてしまった。
リコはその犯人をフェイだと疑っているらしい。
自分の無実は自分で証明すると、フェイは先生とリコと共に地下水道へ潜る。

地下水道へ入り現場検証をする。現場付近にこびりつくゲル状の液体。
「赤い化け物」とダイイングメッセージまであった。
そして感じる何者かの気配。こいつの視界の色は緑色だ。赤色じゃない。
しばらく進むと何処からか鈴の音が聞こえて来た。
ネズミ駆除用の『ネコイラズでチュー』から『カギの束』を入手。
通称を誇らしげに言ったリコに対するフェイと先生の冷たい態度に笑った。
これはアレだな、
2人はすばやさが低過ぎて一向に戦闘に参加出来ないリコに苛立ってるんだ。
引いて開ける扉を押してみたりするシーンのリコたん可愛いよリコたん。

それはともかく地下水道は攻撃力が高かったり必殺技を出すと反撃して来たりと、
厄介なモンスターばかりで道中がかなり辛い。宿舎と地下水道を行き来して進めて行く。

鍵を使って下水処理施設へ。
その時に近くにあった宝箱から『お守りの鈴』を入手。
犯人の私物らしい。
皆で推理した結果、近くに殺害現場が無く且つゲルがある下水口を探し、
そこで鈴を鳴らして犯人を誘い込む。
もの凄い勢いでそいつは現れた。

先生曰くレッドラムはかつて人だったらしい。
鈴に反応したのはかつての記憶が残っていたから。
化け物になりたかった訳じゃないだろうに。無念だったろうなぁ。
レッドラム、プレイ当時も直ぐにMURDERの鏡文字だと思い出した。
何でこのネタを知ったんだったかなぁ。確か漫画だった気がする。
最早有名なこのお話。

あー！！ちょっと待てよ！
ルアが緒戦を戦う前に既に上層部に報告していたな。
「緒戦の黒…」と。
って事はあのヴェルトールの爆発事故はレオナルド達の仕組んだ事なんかじゃなく、
公的にやられた事だったんだ！！
マジかー。皆あくどいなー。

ソラリスではラムズ「粛清」の計画が実行されようとしていた。
エリィもその作戦に参加する。彼女の苦悩がまた始まる。