アヴェ奪回作戦! 決死の反撃

準備を整えいざ出陣!!
CGによるヴェルトール発進のムービーは恰好良いの一言。
帯電する様にくすぐられるぜ。
若とマルーのイチャイチャっぷりにニヤニヤも治まらない。

12年振りの帰城を目前に控え、若は朱色に染まった月の下何やら物思いにふける。
そんな若に声を掛けるシグルド。
王都を奪還するのはただ単に若の家を取り戻してあげたいだけ。
洗脳されても若とマルーの事だけは忘れなかった彼の言葉は、
若をただの人間にしてくれる。
何と言う関係なのだろう、この2人は。
こんな細かいシーンでいちいち泣いていたらこちらの身が保たない。
けどウルウル。

一方緋色の髪の男の悪夢にうなされるラムサス。
緋色の髪の男はギアを生身で倒してなお、
羽根を持ち髪と同じ色をしたギアに乗り攻撃を続けていた。
周りのギアを根こそぎ倒し、緋色のギアはいよいよラムサスの前に…。

ラムサスは悲鳴を上げ飛び起きる。
横で寝ていたミァンも目を覚ましたが、彼は一人部屋を出た。
それを確認して闇の中に声を掛けるミァン。静かに現れるグラーフ。
朱色の月はグラーフフラグか。
この2人はそれぞれ何を企んでいるのか。
ラムサスも知らない何かが起こり始めている。
ラムサスの悲鳴が予想外に高くてビックリ。そもそもボイスあったんだ!
もう少し低いイメージだった。
それにしても、今では不可能と思われる男と女のベッドシーン。
事後なんでアレですがもろ裸ですしね。
今見ると全然普通に思うけど当時はどう思ったっけなぁ。
そもそもラムサスとミァンの関係を理解していなかったかもしれない。
塵閣下ラムサスの下着は黒ビキニ。当時はめちゃめちゃ笑ったなぁ。あ、今もか。
グラーフは何処から見ていたんですかね、っと。

作戦は順調に進んでいた。
フェイはミロク隊長率いる部隊と共に行動を開始。
岩山を一気に登りキスレブ国境を目指す。
実際にはジャンプに失敗したり道が分からなくなったりしてかなり彷徨った。
みるみる上がるレベル。
途中で出会った修理ロボが可愛くて仕方無い。
ようやく辿り着いた中腹で運命とは残酷なものと知る。

100913

突如として現れたゲブラー特殊部隊。
それを率いるのはヴィエルジェに搭乗するエリィだ。
一手に引き受けミロク部隊を先へ行かせるフェイに、
ゲブラー特殊部隊は以前の雪辱を晴らそうと戦闘を仕掛けて来た。
ワンドナイツ2体、カップナイト・シールドナイト・ソードナイトと連戦だ。
初戦は大した事は無い。
2戦目は一気に3体を相手どるので少々大変だが、地道に攻撃をして一体ずつ倒して行く。
シールドナイトが防御力を下げる攻撃をしてくるがそれ程驚異では無い。

フェイと戦いたく無いと思う反面、軍人としてやらなければならないエリィ。
ドライブを射つかどうかを迷い彼女は以前の出来事を思い出す。
逃げ惑うエリィを捕まえてより純度の高いドライブを投与する男達。
最早このドライブは麻薬のようなものだった。
ドライブにより力を制御出来なくなったエリィは男達を滅した。
彼女の記憶は投与された時点で途切れていた。
これが森でエリィが回想したフェイと類似する出来事の真相だ。
ここの演出はエリィの感じた恐怖と気味の悪さが良く伝わってくるものだった。
てか、何だかエロい。
実はその時エリィはレイプされかかったんじゃないかと思っている。

ドライブの過剰摂取は精神崩壊の危険がある。皆それを承知で使用していた。
エリィは意を決してドライブを使いフェイに戦いを挑んだ。
相手がエリィと気付いたフェイ。
だがエリィはドライブのせいで口調も表情も全く別人になっていた。
エリィの顔が怖い。けど女王様の様な辛辣な口調にゾクゾクしちゃう。

 ヴィエルジェ


エリィお得意のエーテル攻撃、エアッドは凄く痛い。
しかしこの戦いの本当の敵は燃料だ。
連戦を一人で凌いでいたので燃料が残り僅かになってしまっていたのだ。
弱攻撃でちまちまアタックレベルを上げ、必殺技を出し短期決戦を目指す。
HPも1000を切り、燃料も200を切りかけた所で勝利。
エリィの通常攻撃を喰らうとハートが飛び交うのは気のせいか?

エリィの攻撃に膝を着くフェイ。
止めを刺そうとしたエリィだったが薬の効果が切れ急に苦しみ出す。
フェイはチャンスとばかりにエリィの動きを押さえ必死に止める。
助けて、とエリィは確かにそう言った。
そして叫び声を上げたかと思うと力を失い、ようやく落ち着きを取り戻した。

エリィと話すフェイ。
戦う理由なんて何処にも無い。けれどエリィは軍人としてやらなければならなかった。
得体の知れない力が自分の中にある。
同じ境遇で悩むエリィを知ったフェイは、エリィの力になりたいと思った。
だがその気持ちを拒否するエリィ。どうあってもエリィはソラリスの軍人なのだ。
フェイは立ち上がりその場を後にした。
“仲間”が待っているから。
おい、ゲブラー特殊部隊は何処行った。

一方の若ご一行は地下水道より城への侵入を開始。
だが全ては無駄だった。全ては見抜かれていたのだ。
城内に入るなり待ち伏せをされる若達。
そこに居たのはシャーカーンとミァンのみ。
最悪な展開だった。
ラムサスは陽動作戦の要、ニサンの鎮圧に行っていたのだ。

窮地に立たされる若達を救いにやって来たのは、ランドクラブに乗ったメイソン卿!
意気揚々と降り立ち若達を回収、シャーカーンに捨て台詞まで吐いて飛び立つ!!
……はずだった。
ランドクラブが故障し飛べなくなってしまった。何たる事!
再び窮地に立たされた若達。だがそれを打開したのもメイソン卿!
意気揚々とカニ歩きで闊歩し、連続ジャンプで城外へと逃げ仰せたのだった。
ポカーンとするシャーカーン。
もう、ここ最高!!どんなギャグよりも笑える。
このイベントで新たな事実も分かった。
シャーカーンが王朝を手に入れられたのは、裏でゲブラーが介入していたからだった。
ゲブラーへの協力を拒否した若の父である先王を殺したのはゲブラーだった訳だ。
結局若達は踊らされていた。

100913

緋の鬼神 悲しみは熱砂の海に

フェイ達はキスレブ国境へと到着。
アヴェでの出来事など露知らず作戦を続行していた。
目の前にあるヴァンダーカム将軍率いる艦隊を潰す為、
シューティングゲームのようなイベントをこなし艦隊旗艦キファインゼルを目指す。
キファインゼルの主砲・副砲を破壊し、国境艦隊の壊滅に成功した。
部下にも見捨てられたヴァンダーカム将軍は捨て身の攻撃を仕掛けて来る。

 ドーラ


フェイの他にミロク部隊の隊員2名が戦闘に参加。
たまにミロク部隊のギアがドーラに捕まえられてしまい、
その間に攻撃すると「こ ろ し て や る !」とそのギアを使って反撃して来る。
せっかくなのでその間はチャージをして燃料確保に励む。
後は強攻撃でALを上げ必殺技で地道に攻撃する。
何度か攻撃していると、ドーラの頭部カバーが壊れ防御力がダウンする。
一気に畳み掛けて勝利。

悔しがるヴァンダーカム将軍の前に突如として現れたのは、あのグラーフ。
実にかっちょいい登場シーンですコト。何だか眼のデザインが猫目みたい。

うぬは、力が欲しくないか?

そう問い掛けるグラーフに対し、力を欲したヴァンダーカム将軍。
力の求道って、
他人に力を与えたり他人から力を与えられたりする事じゃないと思うけどなぁ。

「我の拳は神の息吹!
 “堕ちたる種子”を開花させ、
 秘めたる力をつむぎ出す!!
 美しき
   滅びの母の力を!」

もうこのシーン、頭の中では「東方不敗は王者の風よ!」に変換されていたよ。

一方ニサンへ引き返そうとするユグドラ。
だがラムサスが放った魚雷に追尾され危機的状況に陥る。
必死に逃れようと指示を出す若。
この手に汗握る熱い展開に焦燥感、最悪な事態に最高の盛り上がり。
心臓がバクバクしちゃって、ゲームなのに早く逃げて!と祈る自分がちょっと気持ち悪い。
そんな祈りも虚しくユグドラは被弾してしまう。
降伏を呼び掛けたりと、ラムサスとしては手加減しているつもりらしい。
どうも先生が影でそうお願いしていたみたいだ。
そしてラムサスの本音としてはシグルドを殺したく無いと言う思いもあるのだろう。
シグルドの出奔を裏切りと感じても、心の何処かでまだ友人だと思っているからか。

力を得たヴァンダーカム将軍が迫る中、部隊の隊員が若の危機を傍受した。
ミロク隊長はフェイに若の元へ行くように告げ、自ら足止めを買って出た。
ちくしょぅ、涙が…。ミロク隊長達の力だって若には必要なのに!
ドーラの攻撃を受けるミロク隊長達。
また目の前で人が殺されてしまう。早まる鼓動に動けない四肢。
フェイは再び意識を手放した。

絶体絶命のピンチに立たされた若は、ラムサスに対抗する賭けに打って出る。
ミロクといい砂の海の男といい、何でこんなに恰好良いんだよ!!
だがそんな若の前に現れたのはあの緋色のギアだった。
強い奴と闘いたい、その一心で動いている様だ。
ラムサスはそれを見て驚愕し、『エルルの悪魔』と呟いた。
かつての借りを返そうとギアに搭乗し出撃したラムサスとミァン。
だが次の瞬間には勝負がついていた。
圧倒的な力でラムサスを倒すエルルの悪魔。これぞ塵のような扱い。
そして狂犬は新しいおもちゃに食らい付く。
若に迫るエルルの悪魔は闘う事を心底楽しんでいた。
無駄な抵抗に等しいこちらの攻撃に、エルルの悪魔は微動だにしない。
通常攻撃で9999ダメージ、機神黒掌で19998ダメージ。
な、何と言うオーバーキル。
この技はかつてフェイが鍾乳洞で出した技だ。つまり…。
ラムサスのギアが金色で笑った。エルルの悪魔はめちゃめちゃ恰好良いデザインだ。
何気にミァンのギアも恰好良いな。

若の危機にとっさに機転を利かせるシグルド。
「若あってこそのユグドラシルだ!!」には心底痺れた。
故障しているユグドラを砂上で跳ねさせエルルの悪魔の上へ大ジャンプ!!
上手く下敷きにし若を救出した…かのように思えた。

ゆっくりと持ち上げられ歪に曲がるユグドラ。
手すら触れずにその纏うエーテル力のみでユグドラを掲げるエルルの悪魔。
セコンドの乱入はハンソクだと無邪気な子供の様に不平を漏らし、
ユグドラを若の上へ投げ飛ばした。
BGMも相まって目の前には絶望しか無い。
この緋色の悪魔は絶望そのもの。

ユグドラも、ユグドラに乗る人達も、運命は若と共にするつもりだからだろう。
シグルドは先生だけを脱出ポッドで逃げさせた。
国境近くまで飛ばされた先生はそこでドーラの残骸を発見し、ようやく事態を呑み込んだ。
こっちもようやくセーブ出来たぁぁああ!!
長いし展開は激アツで一瞬も見逃せないし、
すっかり引き込まれてしまったせいで脇汗かくわ手汗ベチョベチョだわでもう大変。
今でこそ後の展開を覚えているから平気だけど、
初見の時は大好きなユグドラの人々が死んでしまったと思い、本当に絶望していたなぁ。
しかしこの物語は本当に想像を絶する。
最高に面白い。

100913
 status
フェイ フェイ
武技崩天
シタン シタン
LV27
刃雷 / 震雷
風聖衣 / 地聖衣 / 火聖衣 / 水聖衣
バルト バルト
LV29
ツインソニック / リズムショック / ダイナミック
ホワイトグローブ
 time 016:33:57



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